一体どんだけ出てくるのホワイトパールの塗装剥がれ!別の2010年式トヨタ・プリウスでも塗装剥がれ被害が発生。改めてトヨタディーラの見解を聞いてきた

対象外モデルのホワイトパール塗装剥がれ被害は拡大中

以前、トヨタの有料色となるホワイトパールクリスタルシャインにて塗装された、2010年付近に製造のアルファード/ヴェルファイア/ハイエース/レジアスエース/iQ/カローラルミオン/オーリス/ウィッシュについては、同社サービスキャンペーンにて無償修理(再塗装)することとなっています。

ただ対象外のモデルでも”ホワイトパール”にて塗装されている2010年式付近のモデルでも塗装剥がれが頻繁的に発生している模様。

先日、トヨタ・プリウスのフロントボンネットの塗装がとんでもないレベルで剥がれている画像をお見せしましたが、それとはまた別のプリウスでも同様の塗装剥がれが発生しているようです。


塗装剥がれの範囲は小さいものの、下地まで結構なダメージを受けている

こちらが2010年式付近のトヨタ・プリウスのホワイトパール塗装剥がれ。

特別にオーナー様より提供いただけた上の画像を拝見したのですが、剥がれの範囲(場所はフロントガラス上部の助手席側)は狭いものの、下地が完全に変色していることが確認できますね。

年式も2010年製造のプリウスということで、おそらく青空駐車や洗車を繰り返したことで発生したものではないかと推測されます。

塗装剥がれ拡大についてトヨタディーラーの見解も聞いてみた

なお今回提供頂いた画像を持って、いつもお世話になっているトヨタカローラ店に訪問し、担当セールスさんに特別に取材させて頂きました。

こういったレベルの塗装を修復するのに必要な金額としては、(剥がれの範囲にもよりますが)概ね10万円ほど必要になってくるとのことで、しかもサービスキャンペーンにて大量の塗装剥がれの対応に追われているため、納期も1か月以上はかかるとの回答でした(あくまで私が訪問したディーラでの回答なので、別のディーラでは情報が異なるかもしれません)。

またホワイトパールの塗装剥がれの被害拡大については、担当セールスさんも認識はしており、ディーラー内でも大きく問題視しているようで、まだまだネット上では取り上げられていないだけで、ホワイトパール塗装剥がれのモデルは数えきれない程見てきているとのことでした。

対象外のモデルについては、ディーラーも”剥がれ具合”によっては看過できないとの考えも

最近では、お客さんが所有しているランドクルーザー200のホワイトパール(007)の塗装が剥がれているのを確認しているとのことで、実際にお客さんの方から「サービスで直すことはできないか?」と言われ、しかしメーカと相談したところサービスキャンペーン対象外のため有償での対応をするよう指示されたとのことから、強い板挟み状態でセールスさんも苦しい想いはしているようです。

ディーラ側としても何とか無償修理にて対応したいという想いはあるのですが、メーカーから国土交通省へと改善対策などの届出しない限りは対応は難しいようですし、その証明として”台数”が肝になってくるとのことですから、可能な限り塗装剥がれの情報は提供頂けるとのことでした。

対象外のモデルについては、可能な限り多くのトラブル事例があった方が国土交通省も認識しやすい

まだまだこの問題を解決するには時間がかかりそうですが、少しでも皆様の被害情報をネットを通じて拡散していき、トヨタディーラやメーカーに伝わるように努めたいところ。

これ以上の被害拡大を避けたい想いはメーカーも同じでしょうし、そのためにも少しでも皆様からの情報を提供いただけたらと思います。

当ブログでもホワイトパールの塗装剥がれ問題について、被害に遭われた方々の情報を集約して、先述にもある無償対応を可能とするような呼びかけを行っていけたらと思います。

また、こうした問題をディーラーにて問い合わせた際の対応についても併せて記載していきますので、上記のような被害に遭われている方は、以下の問い合わせページにてご連絡をいただくか、私のツイッター(ページはコチラ)、もしくはフェイスブック専用ページ(ページはコチラ)よりご連絡いただけますと幸いです。

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