全塗装&インテリアも一新した超希少なランボルギーニ「ミウラP400 SV」がオークションにて出品へ!エンジンはドライサンプ方式を採用し、予想落札価格は約1.7億円
~これまで3人もの変態オーナーによってカスタムされた超希少な「ミウラSV」~
2020年1月17日に開催されるRMサザビーズオークションにて、約150台しか製造されていない超希少な1971年式・ランボルギーニ「ミウラP400 SV(Lamborghini Miura P400 Sprint Veloce)」が出品されることがわかりました。
こちらの個体、今まで登場してきた「ミウラ」としては最も珍しい一台とのことですが、具体的にどういった点が珍しいのかを見ていきましょう。
~1人目のオーナー:ボディカラーをグリーン→レッドへ~
今回出品される「ミウラSV」ですが、1971年12月10日にロールオフされた一台で、元々はボディカラーがグリーン、インテリアがブラックという特殊な組み合わせで、更にはウェットサンプ方式のV型12気筒自然吸気エンジンを搭載していたのですが、アメリカのオーナーに納車された後、「ミウラSV」はグリーンからレッドに全塗装されたそうです。
~2人目のオーナー:エンジンをウェットサンプ方式→ドライサンプオイル方式へ~
その後、2番目のオーナーであるランボルギーニのエンジニアにより、1978年にはエンジンをウェットサンプからドライサンプオイルシステムへと変換した数少ない個体へと仕上げました。
ちなみにドライサンプオイルリザーバーは、スペアタイヤとバッテリを備えるフロントフード下に搭載されています。
これの変更により、元々15インチ×9Jだったリヤホイールから15インチ×10Jへとアップグレードされるも、残念ながら1979年には3人目のオーナーへと売却されます。
~3人目のオーナー:インテリアをブラック→ベージュへと変更~
3人目のオーナーでは、何とインテリアがブラックからベージュのレザーシートへと変更され、レッドの美しいコントラストに見合ったセクシーでアダルティな内容に仕上げられました。
現在はランボルギーニの専門家によって管理されており、エンジンやボディコンディションは抜群。
傷なども特に見当たらない極上の一台とのことです。
気になる予想落札価格ですが、約1.5億円~1.7億円とのことで、もしかすると2億円を優に超える可能性もあるとのことです。
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Reference:motorious