トヨタ新型「RAV4」のプラグインハイブリッド版「RAV4 PHV」の欧州仕様も発表!バッテリのみでの航続可能距離は65km、そのカッコいい内外装を改めてチェックしてみよう
~やはり欧州市場でもプラグインハイブリッド版「RAV4」が発売される模様~
2019年11月末ごろに、アメリカ・ロサンゼルスオートショー2019にてトヨタのフルモデルチェンジ版・新型「RAV4」をベースにしたプラグインハイブリッド仕様の「RAV4プライム(Toyota RAV4 Prime)」が世界初公開され、今年の夏ごろにアメリカ市場や日本市場でも発売スタートすることが明らかになっていますが、つい先日、欧州仕様モデルも追加にて発表されました。
~欧州市場では「RAV4 PHV」として発売予定~
欧州仕様モデルは「RAV4 PHV」として発表されており、名称以外の内外装やスペックは基本的に「RAV4プライム」とほぼ同じになるとのこと。
トヨタ欧州のプラグインハイブリッドモデルとしては”フラッグシップ”と称される「RAV4 PHV」ですが、高い信頼性と耐久性、エコロジーながらもトヨタのハイブリッド技術をフル活用し高いパワーを発揮する一台となります。
具体的なパワートレインとしては、排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックスフォースガソリンエンジン+電気モータを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載し、システム総出力は306psを発揮。
直線のパフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間は6.2秒、環境面としてはCO2の平均排出量は29g/km未満と、DセグメントプラグインハイブリッドSUVのAWDモデルとしては最も低い数値をたたき出しているとのこと。
そしてプラットフォームについては、従来モデル通りと同様のTNGA-Kプラットフォームをべースとし、動的な利点を強調ために床下にリチウムイオンハイブリッドバッテリを搭載。
これにより、標準のAWD-i(インテリジェント電動四輪駆動システム)も搭載されるとのことで、高い走行性能を発揮することが可能になるそうです。
~バッテリだけで車通勤の往復が可能に。もはやガソリンは不要?!~
バッテリのスペックについては、WLTP規格によりガソリンを一切使わずして航続可能距離65km以上、電力だけであれば最高時速は135km/hにまで到達することが可能になるとのこと(普段の通勤であればガソリンは不要に?!)。
なお、バッテリを搭載することでトランク容量は従来の「RAV4」に比べて60L少ない520Lですが、実用性は十分備えていると思います。
~外観はPHV仕様に改良し、更にダイナミックに~
そしてここからがエクステリアデザイン。
欧州仕様モデルも、アメリカや日本市場のモデルと特に変わりなくアグレッシブなスタイルに進化。
デュアルトーンのボディカラーやスポーティなフロントバンパー、ハイブリッドを意味するトヨタのブルーCIマーク、そして足元には18インチもしくは19インチの大口径アルミホイール、ブラックペイント処理されたサイドミラーキャップ(耳たぶが付いていないことからアラウンドビューモニターも設定)が装着されます。
~インテリアはスポーティさに加えて更に充実度がアップ!~
そしてこちらがインテリア。
PHVモデルとは思えぬスポーティなデザインに加え、Apple CarPlay/Android Autoスマートフォン統合システム、9インチのマルチメディアタッチスクリーンディスプレイ、フロント・リヤにも設定されたシートヒータ、パワーテールゲート、パノラマルーフ、ヘッドアップディスプレイも装備されます。
シートは上質なブラックの本革にレッドのカラードステッチが縫合された超クールなデザイン。
うん、これはめちゃくちゃカッコいいですね。
なお、欧州仕様モデルとなる新型「RAV4 PHV」は2020年後半に発売されるとのことですが、価格帯についてはまだ明らかになっていません。
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Reference:CARSCOOPS