フェラーリに新たなハイブリッドシステムを搭載することが判明!「SF90ストラダーレ」よりも下位グレードで「488GTB」ベースでの開発車両も登場

2020-05-27

~フェラーリ初のSUV「プロサングエ」も同様のハイブリッドシステムを採用する可能性も?~

フェラーリのラインナップモデルで唯一ハイブリッドシステムを搭載する「SF90ストラダーレ(Ferrari SF90 Stradale)」。
このモデルよりも下位グレードとなる「488GTB/488スパイダー(488 Spider)/F8トリブート(F8 Tributo)」クラス(とは言っても次期モデル)にもハイブリッドシステムを搭載することが決定していますが、どうやら「SF90ストラダーレ」とは異なる全く新しいハイブリッドシステムを採用することが明らかになりました。

更に今回、「488GTB」をベースにした次期エントリーモデルの開発車両も目撃されていますが、フロントフードやドアサイドパネルには高電圧ステッカーが貼付されていることから、ハイブリッドシステムに関するテスト走行が行われていると思われ、しかしプラットフォームは「458イタリア/488GTB/F8トリブート」からの流用であることは変わりなさそうですね。


~よくよく考えてみるとハイブリッドシステムの採用も想定したプラットフォームを既に開発していたことは凄い~

気になるパワートレインについては明らかになっていませんが、おそらくはV型8気筒ツインターボエンジンもしくはV型6気筒ツインターボエンジンの何れかだと思われ(フェラーリ曰く、各エンジンをベースにしたハイブリッドシステムを搭載することが可能なアーキテクチャに開発済みとのこと)、システム総出力1,000hpを発揮する「SF90ストラダーレ」とは異なり、よりパワーを抑えた安定性の高い個体になることが予想されています。

デザインの方向性についてはまだまだわからないものの、「SF90ストラダーレ/ローマ(Roma)」といった直近の最新モデルでは、水平基調のフロントヘッドライトや丸形を廃止したスクエア型のいリヤテールランプを採用してきていることを考えると、もしかすると次期エントリーハイブリッドモデルも同様のデザイン言語を採用してくる可能性が高そうです。

あと個人的に最も気になっていることとして、ハイブリッドシステムを採用することによるエキゾーストサウンドですが、フェラーリの象徴とも言われてきた甲高いエキゾーストサウンドではなく、野太い重低音でありながらも、比較的に静かなモデルになるかもしれず、私たちの知るじゃじゃ馬フェラーリとはかけ離れた近代的なモデルになるのかもしれませんね(フェイクサウンドを活用する可能性も?!)

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Reference:motor1.com