えっ、そうなの?トヨタ新型ハードコアモデル「カローラ・スポーツGTI」が2020年10月に登場するとの噂が浮上。新型「GRヤリス」と同じ1.6リッター直3ターボ搭載で270馬力以上を発揮

2020-05-27

~さすがにGTIという名称で登場する可能性は低いと思う~

以前、トヨタの新型ホットハッチモデル「GRカローラ(Toyota GR Corolla)」が、2023年に登場する?といった記事をご紹介しましたが、今度は「カローラ・スポーツGTI」と呼ばれるハードコアモデルが2020年10月に登場するという衝撃的な噂が浮上しています。

何ともフォルクスワーゲン・新型「ゴルフ8 GTI(Volkswagen Golf 8 GTI)」を意識したかのようなネーミングですが、自動車情報誌ベストカーの情報によると、新型「カローラ・スポーツGTI」に搭載されるエンジンは、先日発表されたばかりとなる新型ホットハッチモデル「GRヤリス(GR Yaris)」と同じ排気量1.6L 直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力272ps/最大トルク370Nmを発揮するとのことで更に駆動方式は電制カップリングを採用した四輪駆動(4WD)システムを採用するとのことですが、そうなると電動パーキングブレーキ機能などはそのまま流用されるのかどうかは非常に気になるところ。


~そもそもどういったコンセプトで「カローラ・スポーツGTI」を発表するのか?~

新型「GRヤリス」は、ラリーカーをモチーフにした一台ということもあって、電動パーキングではなく手引き式のサイドブレーキを設定していますが、「カローラ・スポーツGTI」に関しては、そういったラリーモデルなどを意識した一台であることは明確になっていないですし、何をコンセプトにして「GRヤリス」と同じエンジンを搭載するかは一切不明。

本当に「カローラ・スポーツGTI」が登場するのか?という点に関しては、近日中にいつもお世話になっているトヨタディーラーにて独自に取材させていただきますが、ベストカーは先日の新型「Tjクルーザー(Tj Cruiser)/ハリアー(Harrier)」のフェイク情報を立て続けに公開していたことも考えると、信憑性はかなり低そうではありますね(しかも2020年10月に登場ということであれば、そろそろディーラーにも何かしらの情報が入ってきてもおかしくはない)。

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~一方で2023年に登場すると噂の「GRカローラ」は?~

ちなみに海外の自動車ニュースサイトAuto Expressが報じていた「GRカローラ」については、どうやら2023年にイギリス市場にて登場するとのことで、こちらもエンジンは「GRヤリス」と同じ排気量1.6L 直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載する可能性が高いとのこと。

もちろん、まだ何もスペックなども明らかになっていませんし、確実に登場するといった公式的な情報もないので何とも言えないところですが、おそらく欧州市場での競合モデルはフォード「フォーカスST(Ford Focus ST)」やヒュンダイ「i30 N(Hyundai i30 N)」が妥当なところだと思いますね。

なおトヨタのチーフデザイナーである金井 氏によれば、2019年初め頃よりホットハッチモデル新規開発の計画段階にあるものの、ハイブリッドパワートレインを念頭においておらず、あくまでも内燃機関ベースで開発を進めていくと説明。

これが全て事実であれば、「GRヤリス」以来のゴリゴリホットハッチモデルということで、おまけにトランスミッションも6速MTをラインナップしていれば間違いなく売れる一台になるでしょうね(価格帯は全く予想できないものの、下手したら「GRヤリス」同様に400万円~500万円に到達する可能性も?)。

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