(豪)トヨタ幹部「GRカローラ・スポーツの市販化の計画は今のところ無い。とりあえず今は新型GRスープラと新型ヤリス(旧ヴィッツ)に注力していく」←いずれは「GRカローラ」が登場する可能性は有りそう

2020-05-27

~今のところ「カローラ・スポーツ」にGRグレードは登場しないようだ~

トヨタは先日、フルモデルチェンジ版・新型「ヤリス(旧ヴィッツ)」をベースにしたハイパフォーマンスモデル「GRヤリス(GR-4)」のティーザー画像を公開し、11月17日にプロトタイプモデルを公開すると発表しましたが、今後のGRモデルに関してオーストラリア・トヨタの販売及びマーケティング担当副社長であるショーン・ハンリー氏によれば、「現段階ではGRカローラ・スポーツ(ハッチバックタイプ)の市販化の計画は無い」と説明しました。

▽▼▽関連記事▽▼▽


~優先順位としては「カローラ」の”GR”化はそこまで高くない?~

以前より噂されてきた新型「カローラ・スポーツ」のGRバージョンについてですが、パワートレインも排気量1.6L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、過激な足回りとエクステリアデザインを持った一台が期待されるとも言われていたものの、現時点では新型「GRスープラ」や新型「ヤリス(旧ヴィッツ)」に注力していきたいことを述べているとのこと。

新型「カローラ」も、今となっては非常にスポーティな外観を得たアグレッシブなモデルだと認識していますが、恐らく「GRスープラ/ヤリス」に比べるとハードなスポーティ路線から少し外れていると思われ、WRCカー仕様の「ヤリス」が登場してきたり、2,000万円以上の価格帯を持つ”GRスープラGT4”の市販化が決定している今の流れでは、優先順位的にも「カローラ・スポーツ」が後回しになってしまうのは仕方ないところではありますね(しかしその一方で「C-HR/ダイハツ・コペン」にGR SPORTが登場してきたのはちょっと意外だった)。

なお話は少し逸れますが、タイ市場ではセダンタイプとなる「カローラ・アルティス」の最上位グレードにGR SPORTがラインナップされているとのことで、基本的なデザインは「カローラ・アルティス」と同じであるものの、ブラックのフロントグリルガーニッシュやシルバーストリップが装備され、アメリカ仕様の「カムリSE」もしくは日本仕様の「カムリWS」をイメージさせるような顔つきへと変化。

なお、ロアグリルにはシルバーインサートが追加され、ブラックのサイドスカートやリヤディフューザー、そして17インチの専用7スポーク合金ホイールも標準装備されています。

☆★☆「カローラ」関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:motor1.com