まさかこんな日が来るとは…ランボルギーニが遂にマスクと保護用プレキシガラスシールドを製造することに。”Lamborghini”のタグ付きでその価値もかなり高そう

2020-05-27

~今企業ができることを精一杯やることに意味がある~

例の社会問題の影響により、世界的にマスク不足が深刻化しているなか、シャープを含む様々なメーカーがマスクの製造に取り掛かっていますが、遂にイタリアのスーパーカーメーカーであるランボルギーニもマスクと保護用のプレキシガラスシールドを製造していたことが明らかとなりました。

既に製造スタートしているランボルギーニ製のフェイスマスクと保護用プレキシガラスシールドですが、これらはボローニャのサントルソラマルピギー病院において、かなり深刻化しているマスク不足を解消するために、急遽サンタアガタ・ボロネーゼ本社工場の様々な部門にて製造し、病院へと寄付されることになっています(市販化の予定はなさそう)


~工場操業停止の間に我々は何ができるのか?~

今回の件について、ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリ氏は「この緊急事態の間、私たちは具体的な社会貢献をする必要がある。サントルソラマルピギー病院では、労働者の健康を保護するプログラムの推進と研究プロジェクトの両方にて専門的なコンサルタントを通じ、長年にわたって協力関係を築いてきた機関である。このパンデミックとの戦いの最前線にいる人々をサポートするこで、この戦いに勝利する」と力強くコメントしています。

なおランボルギーニは、1日あたり1,000個のフェイスマスクと、200個の医療用シールドを製造する能力を持っており、特にフェイスマスクについては、実際にランボルギーニのインテリアや特別なカスタマイズを担当するスタッフによって作られているとのこと。
一方で医療用シールドは、炭素繊維製造工場とR&Dセンターの3Dプリンターを用いて製造しているそうです。

マスクは、このように”Lamborghini”のタグが付いていますが、あまりにも貴重なマスクだと思われ、仮にグッズとして販売されても勿体なくて使用できないかも…そしてカラーリングもタン系を選択するところにセンスを感じますね。

そしてこちらがプレキシガラスシールド。
一個あたりどれだけの価格帯になるのかはわかりませんが、こうした国や人々のために”今企業や自分自身に何ができるのか”をしっかりと考え・行動している姿はとてもカッコよく、少しでも例の社会問題拡大を防ぐための前向きな姿勢を見るだけで、自然と勇気を頂いているような気持ちになります。

Reference:CARSCOOPS