フルモデルチェンジ版・日産の新型「フェアレディZ」は”400Z”だけでなく”480Z”も登場するとの噂が浮上。480馬力発揮でNismoに相当する?

2020-05-27

~次期「フェアレディZ」は現行以上にかなり攻めの姿勢でラインナップしてくる?~

さて、以前より度々噂されている日産のフルモデルチェンジ版・新型「フェアレディZ(Nissan New FAIRLADY Z)」ですが、このモデルに関する新たな噂情報が展開されています。
自動車ニュースサイトAutocarの情報によると、新型「フェアレディZ」は今後1年以内に公開される可能性があるとのことで、既に上の画像の通りドイツ・ニュルブルクリンクサーキットでのテスト走行も実施済み。

但し、これはあくまでもビッグマイナーチェンジ版用のテスト車両と言われているため、いわゆる次期型の情報ではないそうですが、一方で日本の自動車ニュースサイトSpyder7の情報によれば、次期型は”400Z”だけでなくハイパフォーマンスモデルの”480Z”も登場する?と報じています。


~色々とややこしいものの”480Z”と”400Z”がそれぞれ登場することになり、”480Z”はNismoグレードになる?~

”480Z”に関する具体的なパワートレインについては記載されていませんが、以前から噂されている通りインフィニティ「Q60レッドスポーツ400」と同じ排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載しつつ、最高出力480psを発揮するものと予想され、いわゆる次期「フェアレディZ Nismo」に相当するのではないか?との見方もあるそうです。

その一方で、”Nismo”レベルのグレードよりも低いものの、サブハイパフォーマンスグレード?として登場するであろう”400Z”についても上記と同じパワートレインが搭載され、最高出力400ps/最大トルク475Nmを発揮する可能性があるとのこと。

直線の加速性能については、0-100km/hの加速時間が4.5秒とそれなりに速く、トランスミッションについては、「Q60レッドスポーツ400」では7速ATのみがラインナップされていますが、新型「フェアレディZ」ではMTも追加設定される可能性が高いそうです。

上記のモデルに関しては実際に登場するかはわからないものの、ビッグマイナーチェンジ版・新型「スカイライン(Skyline)」においても”400R”が登場したように、日産としても保守的なモデルではなく攻めの姿勢を示すモデルも発表できるというアピールにもつながるため、これはこれで期待したい一台ではありますね。

~以前大きな注目を集めた”480Z”の完成予想レンダリング~

ちなみにこちらが、以前公開された次期「フェアレディZ”480Z”」のイメージレンダリング。
日産が公式で公開したものではなく、デジタルアーティストが作成したレンダリングではあるものの、レトロチックなスタイリングではなく非常に先進的で、どことなく愛嬌のある丸目のヘッドライトが特徴的なデザインに仕上げられていますね。

なお、このレンダリングを作成したデジタルアーティストのLe Yang Bai氏によれば、次期480Zはモダンな印象を与えるスポーツ2ドアクーペになり、現行370Zの丸みを帯びたスタイリングとは大きく異なって、エッジの効いたスタイリングになる可能性があると主張しています。

リヤデザインにおいても、固定式リヤウィングやメカメカしいリヤテールランプ、そしてカーボンファイバ製リヤディフューザーにセンター2本出しエキゾーストパイプといったスーパーカールックなワクワクする出で立ちも、どこかランボルギーニ「アヴェンタドール」を想起させるものがあってクールだと思います。

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Reference:motor1.com, Spyder7