【明らかにこれじゃない感】ロールスロイスやフェラーリ「812スーパーファスト」をリヤミドシップにしたら?改めてフェラーリはよく考えられているなと感心することに【動画有】

2020-05-27

~改めてリヤミドシップモデルはスポーティな印象を強めるスタイルであることがわかる~

イギリスの超高級車メーカー・ロールスロイスといえば、その重厚感のあるボディサイズとフロントに大排気量エンジンを搭載することで有名ですが、このモデルをリヤミドシップスポーツモデルに変更したら?というレンダリングが公開されています。

このレンダリングを作成したのは、デジタルアーティストであるRain Prisks氏で、これまで数多くの仮想世界の派生モデルを作成してきたことでも有名ですが、意外にもロールスロイスのリヤミドシップというのは拝見することが無く、ちょっとおもしろいにところに着目したなぁというのが正直なところ。


~やはりラグジュアリーのイメージが強いロールスロイスにスポーツデザインは難しい?~

ロールスロイスは、あくまでも車内のラグジュアリーさを売りにしたショーファーカーというイメージで、加速性能を求めるようなポイントは無いものの、しかし大排気量エンジン並び500馬力超えのスペックを持つため、実は隠れたパフォーマンスを持っていたり。

今回は、そういった未知なる可能性を切り拓くための一歩となるレンダリングだと思いますが、今まで見慣れてきたロングノーズモデルを払拭することができず、圧倒的に違和感しかないですね。

おまけに2ドア仕様ということで、ドア面積は小さい割に(しかもコーチドアじゃない!)リヤエンドまでのボディパネル面積が非常に大きく、フロントオーバーハングは異常に長くて、リヤオーバーハングは短いという不思議。
パワートレインも排気量6.75L V型12気筒エンジンを搭載しているのだと思いますが、色々とコンセプトが渋滞していることもあって市販化に至らなそうな一台ですね。

~これも中々インパクトのある「812スーパーファスト」だ~

こちらはフェラーリのフラッグシップGTモデルとなる「812スーパーファスト(Ferrari 812 Superfast)」をリヤミドシップモデルに変更したら?というレンダリング。

ロングノーズ・ショートデッキスタイルの印象の強い「812スーパーファスト」ですが、こうしてリヤミドシップモデルとして見るとやっぱり違和感があり、フェラーリもミドシップモデルとフロントマウントモデルの棲み分けとデザイン性の差別化を上手く図っているんだなぁと実感。

ちなみに、現代のフェラーリではフロントマウントエンジンに2シータや2+2シータモデルがラインナップされていますが、過去にはリヤミドシップモデルで2+2シータを実現した「モンディアル」が存在する程。
これに関しては、北米を意識したV型8気筒エンジンを搭載していますが、実は6,000台も売れた大人気モデルで、今もなおこのような上品で常識にとらわれないモデルは他に存在しないのではないか?と思ったりしますね。

【WHAT IF the Ferrari 812 Superfast was MID-ENGINED?】

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Reference:motor1.com ,autoevolution