フルモデルチェンジ版・三菱の新型「アウトランダー」には日産のe-POWERが搭載される？との噂が浮上。新型「エクストレイル」との差別化がほとんど無しに

2020-05-27

～その見返りとして三菱のPHEV技術を日産の新型「エクストレイル」に採用する？～

以前より度々噂されている三菱のフルモデルチェンジ版・新型「アウトランダー／アウトランダーPHEV(Mitsubishi New Outlander PHEV)」ですが、今回新たな情報として、ハイブリッドシステムを搭載する「アウトランダー」に日産のe-POWER技術が採用される？との噂が浮上しています。

海外市場にていよいよ年内に登場すると言われている新型「アウトランダー」ですが、Automotive Newsの情報によれば、プラットフォームやデザイン性、更にはパワートレインも一新することに加え、同時期デビュー予定の日産のフルモデルチェンジ版・新型「エクストレイル(海外名：ローグ)」にも搭載のe-POWER技術がそのまま共有される可能性があるとのこと。


～e-POWERという名称ではなく、三菱ブランドとして別の名称にて販売することになりそうだが？～

もともとは、両モデルにはルノー・日産・三菱アライアンスによって開発されたプラットフォームが共有されるとの情報があり、兄弟車種として販売される計画が進められているの情報もあったので、同じプラットフォームを共有するということであれば、同じエンジンを搭載するというのも理解できる話ですし、それぞれの持ち味とする技術を共有するのは驚いた話ではありません。

特に日本市場にて販売されている日産の新型「デイズ(Dayz)」と三菱の新型「eK／eKクロス」のように、日産のPro-Pilot(プロパイロット)を三菱版として採用したMi-Pilot(マイパイロット)が存在するぐらいですからね。

今回の新型「アウトランダー」に搭載されると噂の日産のe-POWER技術、三菱のブランドネームとして改名されることになるでしょうし、しかし中身は基本的に変わらないとして、恐らく日産「エクストレイル」との大きな差別化はほとんど無いんじゃないか？と予想してみたり…

～日産は新例の社会問題の影響もあって迷走状態に入っている？～

その一方で、三菱の新型「アウトランダーPHEV」に搭載されるプラグインハイブリッド技術が、日産の新型「キャッシュカイ(ローグ・スポーツ)／エクストレイル」に搭載される予定で、特に新型「キャッシュカイ」は、日産として初めてのPHEV搭載モデルとなるため絶対に失敗できない一台となっています。
ただ、先日日産が欧州市場での販売比重を大きく引き下げる可能性があるとも報道されているので、日産としてはどのように販売していきたいとのかがはっきりとしていません。

このあたりの詳細については、5月28日に行われる日産の中期経営企画にて明らかになると思うので、三菱とどのように手を組んでいくのか注目したいところだと思います。

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Reference：motor1.com

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Posted by Na_Ya／Creative311