ベースはランボルギーニ・アヴェンタドール!元ホンダのデザイナーが描いた次世代ベクターのレンダリングを公開。ぱっと見リバティーウォークっぽい?
~「アヴェンタドール」ベースで、その名は「ネオ・ベクター2020」~
ベクター・モータースといえば、1978年に「W2スーパーカー・コンセプト」を発表し、最高時速370km/hという驚異的なスペックを持つことからその名を轟かせ、更にその10年後の1993年には「W8」がデビューするも実車を見たのは僅か17人と限られた者のみで、映画「ライジングサン」にも登場するほどに有名なアメリカンマッスルカーでもありました。
そんな過激なハイパーカーを製造したベクター・モータースが、将来的にまたスーパーカー/ハイパーカーを発表・発売したら?というレンダリングが公開されています。
今回レンダリングを作成したのは、元ホンダのデザイナーを担当したPartisani氏で、その姿はランボルギーニ「アヴェンタドール(Lamborghini Aventador)」をベースとし、更には過激なエアロパーツを装着したシャコタン仕様に仕上げられています。
~どことなくリバティーウォーク感が漂う族車仕様~
ぱっと見確かに過激改造された「アヴェンタドール」にも見えますが、見方を変えれば日本の過激チューナー・リバティーウォークがカスタムした族車モデルにも見え、大きくしゃくれたチンスポイラーやサイドスカート、巨大なリヤウィングが一式となったワイドボディキット、そして解放感を持たせたサンルーフなどが採用された一台となっています。
リヤデザインはどことなくマクラーレン「MP4-12C/650S」を想起させるようなテールランプを採用し、足元のアルミホイールも非常に複雑で大口径タイプ、そしてハイグリップ性能を採用するミシュラン製のパイロットスポーツ2カップの低扁平タイヤを装着させているとのこと。
パワートレインについては不明ですが、ベクター・モータース製となるV型8気筒ツインターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、システム総出力2,000hp以上を発揮することが予想されます。
~実は新開発モデルの市販化を計画しているベクター・モータース~
なおこれは余談ですが、現在ベクター・モータースは、次なる最新モデル「WX8」を開発するため、12~24か月以内に「WX3クーペ/ロードスター」を売却し、ニュー・ベクター・モーターズ・コーポレーションの株式を買い手に提供する計画があるそうです。
若干クラウドファウンディング感が見えるこの一台ですが、仮に開発が上手く進められたとしても、市販化までに漕ぎ着けず結果的にコンセプト止まりとなってしまった前例が「WX3」にはあったため、また同じ轍を踏むのではないかとちょっと心配ではありますね。
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Reference:CARSCOOPS