何コレ怖い…テスラ新型モデル3のステアリングが走行中に外れるトラブルが次々続出。しかもこうした問題はフォードやヒュンダイでも発生
これ日本で発生したら生産中止レベルになるのでは?
アメリカの電気自動車メーカー・テスラが販売するエントリーモデル「モデル3(Tesla Model 3)」の品質に問題があるとして大きな話題を呼んでいます。
既に複数のオーナーから報告が挙がってきているそうですが、どうやら「モデル3」を所有するオーナーが撮影したものを見る限り、ステアリング(ハンドル)が外れてしまうという致命的な問題が発生しているようです。
テスラはまだまだ若手の自動車メーカーということもあり、確立された製品品質やノウハウがあるわけでもないため、今回のようなステアリングが外れる問題以外にも、スケッチパネルのギャップや塗装問題、さらにはパーツ装着のズレ(隙間が広い…)といった複数の問題が発生してきました。
ただ、今回のステアリングホイールの脱落というのは、運転中に発生すれば確実に命に係わる話でもあるため、決して見逃してはいけない問題になっています。
どうやらステアリングを固定するためのボルトが無かったようだ…
ちなみにこちらの例に至っては、何と納車されて僅か30kmほどしか走行していないにも関わらず、上のようにステアリングホイールが脱落してしまって操作不可になってしまったとのこと。
ただそれ以前に、元々は2019年10月頃に納車される予定だった新型「モデル3」ですが、納期遅延や例の社会問題の影響により生産が大幅に遅れ、結果的に予定よりも5か月遅れとなる2020年3月中旬に納車されたそうです。
散々待たされた挙句、納車されてすぐにステアリングが外れてしまうというのは、流石にオーナーも腹が立ったようで、すぐにクレームを入れたそうです。
すぐテスラディーラーに運ばれ、「どうしてステアリングが外れてしまったのか?」について諸々の調査を行ったところ、どうやらボルトの固定が施されていなかったとのことですが、これが日本で発生すればとんでもない事態になりそうですね。
テスラは現在調査を進めているようですが、既にこういった問題が複数件発生しているということは、まだまだこれから不具合報告が出てくるのではないかと思いますね(これを知ってしまったらとても怖くて乗れない…)。
テスラだけでなくフォードや現代自動車でも同様のトラブルが発生
ちなみにこうしたステアリングが外れるといった問題は、テスラに限らずフォードや韓国・現代自動車(ヒュンダイ)でも発生していたそうで、フォードは2018年に製造されたモデル140万台すべて、ヒュンダイは2018年2月に「サンタフェ/サンタフェスポーツ」の計44,000台を対象にリコールを届け出ていたことも発覚。
これについては、ボルトのあしの部分が短すぎたためにしっかりと固定されていなかったそうですが、案の定不具合報告もあったとのことで、非常に深刻化な問題だったと言われています。
@elonmusk Steering wheel fell of today! Concerned that the rest of the car will fall to bits too! Can this be looked into as to why it’s happened to a car just over 1 month old! #TeslaServiceIssues pic.twitter.com/w103imxnbA
— Jason T (@JasonTuatara) April 26, 2020
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Reference:InsideEVs