遂に来た!マイナーチェンジ版・日産の新型キックスがカモフラージュ一切無しにて目撃に。右ハンドル仕様でいよいよ日本でも発売準備へ

2022-07-05

ようやく新型キックスの実車が日本に到着!

2020年6月15日より発表・発売スタート予定となっている日産のマイナーチェンジ版・新型キックス(Nissan New Kicks)ですが、遂に日本国内に上陸した模様。

今回スパイショットされた個体は、日産の追浜工場にある駐車場内をスパイショットしたもので、日本市場向けの右ハンドル仕様であることも確認されています(画像を提供頂けたB様には心より感謝!)。

5月末頃にディーラーのスタッフ向け研修会が実施されるとのことなので、そのためのテスト車両の可能性も高そうですね。

日本仕様モデルで、おまけにカモフラージュも一切施されていない新型キックスの実車は世界初・最速ではないかと思いますが、やはり実車にて拝見するとかなりスタイリッシュでカッコいいデザインに仕上げられています。

他のポイントからも撮影された新型キックスのスパイショット画像もあるので、以下の次のページからチェックしていきましょう。


新型キックスは大きく2種類のグレードにて構成され、外観も全く同じ

ちなみに、日本市場にて販売される新型キックスは、大きくX/Xツートーンインテリアエディションの2種類がラインナップされ、各グレードで大きく異なるのはインテリアカラーと寒冷地仕様の標準装備有無のみ。

それ以外の外観の変化などは無く、足元の17インチアルミホイールは全車標準装備ですし、ボディカラーもモノトーンや2トーンカラーから選択が可能になっています。

フロントマスクはカッコいいが、リヤは個性にちょっと欠ける?

今回スパイショットされている新型キックスのほとんどが、オレンジとブラックの2トーンやホワイトカラーばかりで、イエロー系やブラウン系といったちょっと特殊な色合いは置かれていないように感じますね(新型キックスのイメージカラーはオレンジとブラックの2トーン仕様)。

そして一番手前に置かれているオレンジとブラックの2トーンの個体を見ていくと、ハンドルは右ハンドル仕様になっているのが確認できるかと思います。

あとはリヤテールランプのデザインが、現行エクストレイル(X-Trail)っぽく見えるのがちょっと残念。

もう少し新型キックスらしいデザイン言語を採用してほしかったところですが、この辺りはコスト面なども考慮している可能性が高そうですね。

なぜ日産は敷地外からでも見やすい位置に駐車しているのか?

個人的にちょっと気になるポイントとして、どうして普段新車を置かないような追浜工場の駐車場に新型キックスを置いたのか?についてですが、日産としてもかなり久々となる新型乗用車ということで、主要モデルとして積極的に販売していきたいという想いから、敢えて見えるように駐車しているのかもしれませんね。

日産は以前「このままで、終われるか。超えてやろうじゃないか。あるはずだった未来を。」という強いキャッチフレーズ付のポスターが公開され大きな話題となりましたが、日産としても失敗できない一台でもあるわけですから、そういった意味でも、今回の駐車場での展示は宣伝も含めているのではないかと考えています。

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