アキュラ(ホンダ)新型TLXのティーザー画像がまたまた公開!今度はフロントデザインとサスペンションが明らかに…「より鋭いコーナリングを約束する」

新型TLX最後のティーザー画像の可能性が高そうだ

2020年5月28日、北米市場向けに発表されるアキュラ(ホンダ)の新型スポーツセダンTLXですが、このモデルの新たなるティーザー画像がリリースされました。

今回公開されたティーザー画像は、フロントエンドを一部透過し、センターにはACURAのエンブレム、そして五角形の大口化されたフロントグリル、シャープでエッジの効いたフロントヘッドライトハウジング、そしてその中に搭載されるフロントサスペンション(多分ダブルウィッシュボーン)が描かれたティーザー画像となっています。

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なぜマクファーソンストラット式ではなくダブルウィッシュボーン?

ところでなぜ、新型TLXにはマクファーソンストラット式サスペンションではなくダブルウィッシュボーンサスペンションを採用したかについてですが、これについては明確な理由付けはしていないものの、マクファーソンはジョイントが少ない分複雑さが軽減されますが、ダブルウィッシュボーンは、ホイールのキャンバーやキャスター、およびトー角をより適切に制御することができます。

ダブルウィッシュボーンは操作性が向上することもあって、パフォーマンス志向の車両に適していることから、1986年式~1995年式のレジェンド(Legend)や1990年式~2001年式のインテグラ(Integra)、そして1996年式~2014年式のTLにも採用されてきました。

アキュラによれば、新型TLXは”アキュラブランドの歴史上最も速く、最も扱いやすく、そして最もコーナリングに優れたスポーツセダンになる”と宣言していて、その背景にはダブルウィッシュボーンサスペンションが重要になってくることを強調したティーザー画像を公開したのだと予想されます。

新型TLXのリヤデザインを表すティーザー画像も公開済

そしてこれは、以前から明らかになっていることですが、新型TLXではスタンダードグレードに加えて、ハイパフォーマンスグレードのType Sも登場する予定であり、後者のパワートレインは排気量3.0L V型6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載することが明らかになっています。

エンジン出力やトルクについては明らかになっていませんが、駆動方式は四輪駆動(AWD)を搭載し、更に空力特性を向上させるトランクリップスポイラー、両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストシステム、そしてフィン形状が追加されたリヤディフューザーが増備されています。

既に特許画像も公開されており、デザイン性としてはType Sコンセプトとほぼ同じと言っても過言ではないくらいのキープコンセプトでカッコいい仕上がりになっています。

競合モデルとしては、アウディS4やメルセデスベンツAMG C43、BMW・M340iと真っ向から勝負を挑む一台ではないかと思います。

なおスタンダードグレードのパワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、トランスミッションは10速ATを搭載すると言われていて、駆動方式も前輪駆動(FF)/四輪駆動(AWD)の2種類から選択が可能になるとの情報も入っています。

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Reference:motor1.com