ライバルはアウディ「S4」?アキュラ(ホンダ)新型「TLX Type S」の開発車両が目撃に。V6ツインターボ搭載でトルクモリモリに

2020-05-27

~どことなくアメ車っぽい雰囲気を持たせたアキュラ「TLX Type S」のテストカー~

2019年のモントレーカーウィークにて公開されたアキュラ(ホンダ)「タイプS・コンセプト(Acura Type S Concept)」ベースの市販モデルとなる「TLXタイプS(TLX Type S)」の開発車両が目撃されています。
今回目撃されている個体は、「TLXシリーズ」のハイパフォーマンス仕様になるとのことで、競合モデルとしてはアウディ「S4」やメルセデスベンツ「AMG C43」、BMW「M340i」といったスポーツセダンを対象にしているとのこと。

外観については、まだまだ分厚めのカモフラージュが施されているため、明確なデザインはわからないものの、おそらくは「タイプS・コンセプト」をキープコンセプトとし、五角形のフロントグリルのワイド化並びに大口化、更にはアグレッシブ且つ細めのフロントヘッドライトを搭載することが期待されています。


~スポーツ&ラグジュアリーを両立させる特別な一台になるかも~

サイドからのスタイリングはこんな感じ。
4ドアセダンというよりも、ちょっと4ドアクーペに寄せたスタイリングでしょうか。
足もとのアルミホイールデザインもマルチスポークタイプで、スポーティというよりもラグジュアリー系に近いデザインです。

リヤデザインはこんな感じ。
「タイプS・コンセプト」と同様の両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストパイプがインストールされているものの、リヤテールランプはまだまだ市販モデルには程遠いものを流用しているのでしょうか?
コンセプトモデル同様に”へ”の字に近いLEDリヤテールランプが採用されるところを期待したいです。

エンジンはV6ツインターボがほぼ濃厚に

そして気になるパワートレインとしては、排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載する可能性があり、最高出力290hp/細田氏トルク361Nmを発揮するとのことで、大幅なエンジン出力アップとトルクモリモリの一台になることが期待されています。
トランスミッションは、恐らくDCTのみが搭載され、新世代スーパーハンドリングオールホイールドライブ(SH-AWD)システムを搭載するとのことで、加速性能の強化はもちろんのこと、安定且つスポーティな足回りを提供するようです。

あとは新世代プラットフォームの採用により、通常のストラットに置き換わるコントロールアーム式のフロントサスペンションを搭載して操作性を向上させ、剛性も大幅に向上させる予定となっています。

気になる「TLX Type S」の発売時期ですが、今のところ2021年を予定(例の社会問題の影響もあり…)で、価格帯としては約380万円ぐらいからになるのではないかと予想されます。

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Reference:CARSCOOPS