【走行距離30万km以上】世界で最も走行距離の多いランボルギーニ・ウラカンが約1,400万円にて販売中。一体なぜここまで走られたのか?

2022-07-06

僅か5年間で走行距離30万kmということは、年間6万km走行したことになる

インターネットオークションサイトeBayにて、2015年式のランボルギーニ・ウラカン(Lamborghini Huracan)が、約1,400万円にて販売されています。

見た目は特に問題なく、エンジンコンディションも抜群のウラカンですが、新車価格約3,000万円に対して半額以下の1,400万円にて販売されている理由としては、実は走行距離が305,775kmも走られているから。

僅か5年間という短い期間の中で約30万kmも走行したということは、年間にして約6万km、つまり月当たりで5,000kmも走行している計算になりますね。

私も以前、レクサスCT200h F SPORTを所有していて、このモデルも年間にして約6万kmペースでしたが、まさかこの過走行レベルと全く同じとは…


実はレンタカー用として購入されたモデルだった

実はこのモデル、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのロイヤルエキゾチックカーのオーナーであるヒューストン・クロスタ氏が購入したもので、レンタカー用として活用していたとのこと。

しかも、僅か5年の間で約1,900人もの顧客にレンタカーとして提供していたとのことですが、なかには1日に500km以上走行する人もいたため、定期的なメンテナンスは欠かさなかったとのこと。

なお、ヒューストン・クロスタ氏によれば、このウラカンは8,000km毎にオイル交換を行っていたそうで、ランボルギーニ推奨の定期的なメンテナンスも施していたため、常に最高のコンディションの状態で走行することができ、最初の13,000km到達時にギアボックスの交換と、サスペンションのアップグレード以外は全く故障が無かったとのことでかなり品質は高いとのこと。

約30万kmも走行してのメンテナンス費用がどれだけかかったのかはわからないものの、ギアボックスの交換(1回のみ)やサスペンションのアップグレード(1回のみ)、約38回のオイル交換、タイヤ交換(回数不明)、ガソリンの給油等(回数は考えたくもない)を考慮すると、恐らく数千万円規模の維持費がかかっていたのではないかと予想されます(それこそもう一台ウラカンが購入できるレベル?)。

いずれにしても、ここまで走り込まれたウラカンは見たことがありませんし、「世界で最も走られたウラカン」である可能性が非常に高いため、これはこれで購入する価値のある一台なのかもしれませんね。

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Reference:autoevolution