【オーナー徹底比較】ホンダN-BOX (JF5) vs 三菱の新型デリカミニ!実際に並べてわかった「買い物フック」と「ルーフレール」の意外な落とし穴とは

ようやく話題の軽自動車2車種を同時比較

前回のブログにて、私が所有する三菱のフルモデルチェンジ版・新型デリカミニ Tプレミアム・デリ丸パッケージ (Mitsubishi New Delica Mini T Premium DELIMARU Package)[2WD]と、ダイハツ新型ムーヴ RS (Daihatsu New Move RS)[4WD]、そしてホンダN-BOXカスタム・ターボ (Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)[2WD]を3台同時に並べてのドローン空撮比較を実施しました。

そして、N-BOXカスタム・ターボ[2WD]とダイハツ新型ムーヴRS[4WD]を2台並べての内外装同時比較も実施しました。

今回は、ホンダN-BOXカスタム・ターボ[2WD]と三菱デリカミニ Tプレミアム・デリ丸パッケージ[2WD]を2台並べての同時比較をしていきたいと思います。

両車とも、先代から乗り継いできている軽自動車になりますが、何れも価格に見合った装備内容なのかどうかも含めてインプレッションしていきたいと思います。


ホンダN-BOXと三菱デリカミニの基本スペックをおさらい

(左)ホンダN-BOX Custom Turbo[2WD]、(右)三菱デリカミニ T Premium DELIMARU Package[2WD]
まずは、両車のグレードとボディカラー、そしてボディサイズを見ていきましょう。

■ホンダN-BOX(左)
・グレード:カスタムターボ[2WD]
・ボディカラー:クリスタルブラックパール
・パワートレイン:排気量660cc 直列3気筒ターボエンジン
・最高出力:64ps/6,000rpm
・最大トルク:104Nm/2,600rpm
・WLTCモード平均燃費:20.3km/L
・燃料タンク容量:27L
・ボディサイズ:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,790mm
・車両本体価格:2,024,000円(税込み)
・総支払額:2,804,500円(税込み)

■三菱デリカミニ(右)
・グレード:T Premium DELIMARU Package[2WD]
・ボディカラー:サンドベージュパール×ブラックマイカルーフ2トーン
・パワートレイン:排気量660cc 直列3気筒ターボエンジン
・最高出力:64ps/5,600rpm
・最大トルク:100Nm/2,400~4,000rpm
・WLTCモード平均燃費:19.5km/L
・燃料タンク容量:27L
・ボディサイズ:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,800mm
・車両本体価格:2,740,100円(税込み)
・総支払額:3,100,355円(税込み)

以上の通りとなります。

全高はほぼ同じだが、「ルーフレールの有無」で使い勝手が全く異なる

(左)三菱デリカミニ T Premium DELIMARU Package[2WD]、(右)ホンダN-BOX Custom Turbo[2WD]
こうして並べてみるとお分かりの通りですが、かなり背高いモデルに見えるデリカミニながらも、実は全高はN-BOXと大きく変わらずなんですね。

ただ、実際に所有してみて思ったことは、降雪時だとルーフレール有のデリカミニの方が、除雪する際にとんでもなく邪魔だったということ。

雪国住まいの方からすると”あるある”だと思いますが、スノーブラシでルーフに積もった雪を除雪する際、N-BOXだと運転席もしくは助手席側から反対方向に向けて雪を押して落とすことができるのに対し、デリカミニはルーフレールがある関係で、それがストッパーになってしまうんですね。

そのため、フロントからリアにかけて雪を滑り落とさないといけないため、小柄な方からするととても大変なんです。

(左)三菱デリカミニ T Premium DELIMARU Package[2WD]、(右)ホンダN-BOX Custom Turbo[2WD]
もちろん、どちらも全高は高いので除雪のときは大変なのですが、除雪の工数が多くなるのはデリカミニの方なので、デザイン性やリセールを重視してでもルーフレールを装着したい場合は、メーカーオプションとして設定するのは有りだと思います。

ただ積雪時の効率などを優先したい方は、敢えてレスオプションにするのも有りだと思います。

デザイン性は好みが大きく分かれそう

(左)ホンダN-BOX Custom Turbo[2WD]、(右)三菱デリカミニ T Premium DELIMARU Package[2WD]
続いてはデザイン性を見ていきましょう。

左のN-BOXは、いわゆるエアロボディながらもフロントマスクはマイルド志向で、一方で右のデリカミニはヤンチャ坊主顔。

これはデザインの好みが大きく分かれるところですが、N-BOXはどことなく先進的な顔つきでありながらも、「N-BOXというブランドと地位」を上手く活かすことで万能さを演出。

一方のデリカミニは、”U”字型のLEDポジションランプを採用することで、少し強気で「ワル顔」にしているわけですが、この顔つきが意外と万人受けしやすくてキャッチーさを強調させているんですね(イメージキャラクターのデリ丸。の存在も大きく影響していると思う)。

オールLEDか否か、アダプティブLEDを搭載しているか否か、この点は上手く価格に反映されている

(左)ホンダN-BOX Custom Turbo[2WD]、(右)三菱デリカミニ T Premium DELIMARU Package[2WD]
おまけにデリカミニは、新型へとモデルチェンジしたことで、フロントヘッドライトはオールLED化されましたし(先代からのアダプティブLEDヘッドライトも採用している)、リアウィンカーは非LEDながらも、スクエア型テールランプとの一体感を持たせたおかげで、非LEDという不満さを上手く解消してくれています。

一方のN-BOXは、フロント・リア共にオールLEDを採用していますが、アダプティブドライビングビームは搭載されていないため、この点は「軽の絶対的な王」という立ち位置で考えると不満に感じてしまうところではあるものの、両車ともに価格に上手く反映している方ではないかと思います。

何れもターボ×前輪駆動[2WD]モデルながらも、タイヤホイールサイズは異なる

(左)ホンダN-BOX Custom Turbo[2WD]、(右)三菱デリカミニ T Premium DELIMARU Package[2WD]
続いて、こちらも少々気になるのは足もとのタイヤホイールサイズ。

左側のN-BOXは、上位グレードのCustom Turbo[2WD]で15インチタイヤホイールを標準装備しますが、右側のデリカミニも、上位グレードのT Premium DELIMARU Package[2WD]ながらも14インチタイヤホイールを標準装備します。

これは、N-BOXの場合だとターボモデルが15インチタイヤホイールなのに対し、デリカミニは2WDモデルが14インチタイヤホイールで、4WDモデルが15インチタイヤホイールを標準装備しています。

(左)三菱デリカミニ T Premium DELIMARU Package[2WD]、(右)ホンダN-BOX Custom Turbo[2WD]
つまり、デリカミニであればエントリーグレードであっても、4WDを選択すれば15インチが装着されるため、ちょっとしたお得感がある一方、ターボモデル×2WDモデルを選択してるのに14インチだと、若干損した気分になってしまうところです(もちろんホイールデザインの好みもあるとは思いますが…)。

2ページ目:N-BOX Custom Turboとデリカミニ T Premium DELIMARU Packageの内装比較!