ポルシェ新型カイエン・クーペGTSが発表前に完全リーク!重厚感のあるボディーとスポーティな佇まいで460馬力以上を発揮か
まさかこんなにも早く新型カイエン・クーペGTSがリークしてしまうとは
2020年5月にドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにて開発車両が目撃され、更に2020年中盤から後半にかけて登場予定と言われていたポルシェ新型カイエン・クーペGTS(Porsche New Cayenne Coupe GTS)ですが、遂にその姿が完全リークしています。
今回この画像をリークしたのは、インスタグラムユーザーのフランス系メディア@actu.auto.frで、恐らくは年内に公式デビューするためのプレスリリース画像を独自に入手したのだと思われますが、まさかここまではっきりとした姿を先行にて公開してくるとは思いませんでしたね。
新型カイエン・クーペGTSは、その名の通りSUVモデルでありながらもクーペのようなボディスタイルを持ち、それでいてダイナミック感と重厚感、スポーティさを兼ね備えた一台となっています。
新型カイエン・クーペの内外装をチェックしていこう!
早速サイドのボディスタイルを見ていくと、これまで登場してきたカイエン・クーペのボディスタイルを上手く引き継ぎながらも、トップルーフはブラックでスポーティさを強調させ、足元のアルミホイールや大口径ブレーキディスク、そしてレッドのブレーキキャリパを採用することで全体的に引き締まった印象を与えていますね(なんとなくスタンダードなカイエン・クーペよりも車高は低いように感じる)。
ちなみに足元をズームして見るとこんな感じ。
ホイールはデュアル5スポークタイプで、ブラックペイント処理された大口径タイプを装着。
ブレーキディスクはカーボンセラミックではなく、シンプルな鋳鉄製ですね。
リヤデザインはこんな感じ。
かなりボリューム感のあるお尻で、リヤディフューザーのフィン形状はカーボンファイバを採用し、更にマフラーは中央寄りのデュアルエキゾーストパイプをインストールしています(ちょっと新型911カレラ4S(992タイプ)っぽい)。
ちなみに、以前目撃された開発車両のリヤデザインがコチラ。
中央に楕円形のデュアルエキゾーストパイプが設けられ、更にその両サイドにはダミータイプのエキゾーストフィニッシャがインストールされていましたが、これが正式に採用されなくて良かったと一安心です…
インテリアはアルカンターラをふんだんに使用したスポーツ&ラグジュアリー仕様
そしてインテリアはこんな感じ。
かなりスポーティな雰囲気で、シートなどにはアルカンターラを採用して、ステアリングホイールやセンターコンソール、グラブハンドル、ドアパネル、アームレスト、ルーライニング、シートにはレッドのカラードステッチを縫合しています。
シートはフルアルカンターラではなく、本革とのコンビタイプで十分スポーティ。
ヘッドレストにはしっかりと”GTS”の刺繍も施されています。
ちなみに新型カイエン・クーペGTSのパワートレインは、パナメーラGTS(Panamera GTS)と同じ排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載すると思われ、最高出力460ps/最大トルク620Nmを発揮し、トランスミッションは8速PDK、そして駆動方式は四輪駆動(AWD)になると予想されます。
さりげなく新型カイエンGTSもリーク!
ちなみにこちらは、新型カイエンGTSで、先ほどのカイエン・クーペGTSとは異なり、マフラー位置が両サイドに離され、更にはクワッドエキゾーストパイプをインストールすることで派手さが増しています。
発売時期は明確になっていないものの、もしかすると近日中にプレスリリース並びに発表される可能性が高そうです。
気になる価格帯についてですが、ドイツ本国での場合は新型カイエン・クーペGTSが約1,450万円から、新型カイエンGTSが約1,390万円からになるのではないかと予想されています。
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Reference:CARSCOOPS