トヨタFJクルーザーを更にオフロード色強めにカスタムしてみた!災害時の走行を想定した”人々に寄りそう”最強のクロカンSUVだ!

2022-07-07

フィリピン市場でもFJクルーザーの人気と需要はかなり高いようだ

トヨタが2010年~2018年に製造していたミドルサイズSUVのFJクルーザー(Toyota FJ Cruiser)ですが、このモデルのオフロード色を更に強めたカスタムモデルがフィリピンにて登場。

フィリピンのアフターパーツメーカーで幅広い車種をカスタムや運送業までこなすAtoy Customsが、元々オフロード色の強いFJクルーザーをベースにしつつ、「人々に寄り添い、災害時でもすぐに使用できる最強のクロカンSUV」をコンセプトに外観や足回りを大幅に改良を加えているとのこと。


FJクルーザーとは思えない程にラリー&オフロードを意識したスポーティな外観

具体的なカスタム内容を見ていくと、フロントバンパーにはラリーカーなどでも採用されているライトポッドが装備され災害時の茂みの中でも活用できるとのことですが、その一方でちょっとコンセプトに反するポイントとして、なぜかKYB Xtageのローダウンスプリングをインストールすることで40mm程車高を下げているところがあったり。

スポーティな走りはもちろんのこと、オフロードでも安定した走破性を提供するとAtoy Customsは説明していますが、フィリピンでの災害経験を踏まえてローダウンしているのかもしれませんね(個人的には災害時の使用=リフトアップモデルというイメージが強い)。

見れば見る程ストリートなカスタムのイメージが強い

こちらはリヤデザイン。

FJクルーザーに装着されるスペアタイヤ+ホイールは装着されておらず、完全なカスタムモデルのようにも見えますが、この点もよくわからないところですね。

気になるパワートレインについてですが、排気量4.0L V型6気筒エンジンはそのままに、エンジンチューニングやインテーク、エキゾーストアップグレードを組み合わせることにより、従来の最高出力238hp/最大トルク343Nmから大幅にパワーアップしているとのことで、しかし具体的なスペックまではあきらかになっていないとのこと。

インテリアの質感も非常に高いですね。

シートはフルレザーを装備し、ステアリングも本革巻きを装備。

シートヒーターなどの快適装備は無いとのことですが、乗り心地は上質とのことです。

なお、このカモデルはフィリピン市場にて一台しか存在しないカスタムモデルだそうですが、実際に災害時に使用されているのかどうかも非常に気になるところですね。

トヨタ関連記事

Reference:motor1.com