フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーのインプレッション!12.3インチナビゲーションディスプレイではテレビとナビを同時に見ることができない?
新型ハリアーの12.3インチナビゲーションディスプレイをチェックしていこう
ディスプレイは基本的に2画面構成になる
まずは新型ハリアーの12.3インチナビゲーションディスプレイを見ていきましょう。
こんな感じで3(Seat Climate):7(ナビゲーション)の割合で2分割されているかと思いますが、実はこの分割状態から、ナビゲーションディスプレイのみ画面に切り替えることができないようになっています。
もちろんフルセグテレビも同様で、テレビだけを1画面にすることができないのですが、テレビのアスペクト比率を変えることはできないものの、右側に配置するのか、それとも左側に配置するのか?といったところの変更は可能になります。
こちらが右側から左側へと配置を変更した場合のテレビ位置ですね。
レクサスのナビゲーションディスプレイはどうだ?
ちなみに、これがレクサスの10.3インチや12.3インチナビゲーションディスプレイになると、上のように2画面にすることはもちろんのこと…
こんな感じでアスペクト比は変わらないものの、テレビのみやナビゲーションのみといった1画面にできるので、非常にフレキシブル性は高いです(ナビを必要とせず、子供や助手席に乗っている人がテレビに集中したい場合はかなり重宝していた)。
このほかにも、7(テレビ):3(ナビゲーション)といった分割ができるのもレクサスの良いポイントなのですが…
新型ハリアーはナビとテレビの分割は不可能
新型ハリアーのディスプレイでは、安全上の問題からナビとテレビを2分割にすることはできないんですね。
つまり、テレビかナビのどちらかしか表示できないのが新型ハリアーの大きな特徴であり欠点でもあります。
もしかしたらナビ設定で色々変更できるかもしれませんが、さすがにちょっとこれは残念。
テレビキャンセラーを装備していない場合、走行中のテレビ視聴はできないものの…?
しかもユニークなことに、走行中にテレビ設定にしているとメイン画面となるナビゲーション部分は上の通り表示されるのですが(BGMはテレビの音声)、これが信号待ちなどで停車状態、オートブレーキホールドで停車、もしくは”P”レンジにいれて駐車状態になると…
このようにナビゲーションからテレビへと切り替わることに。
そして信号が青に切り替わり、ブレーキを離してアクセルを踏む、もしくはオートブレーキホールドが解除される、”P”レンジから”D”レンジに切り替わると…
またまたこんな感じでナビゲーション画面に切り替わります。
”P”→”D”でナビ、”D”→”P”でテレビに切り替わるというのは知っていましたが、まさかブレーキで停車しているときも切り替わるとは知りませんでした。
もちろん、テレビキャンセラー(オプション費用は2.7万円ぐらい)を装備していれば、こういった煩わしい切り替えは無くなるのですが、今回のようにテレビキャンセラーを設定していない場合は上のような切り替えになるので参考にしていただけたらと思います。
なお、私の新型ハリアーに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。