【一体なぜ?】(英)スズキ新型ジムニーが販売終了へ。今後は2シーター向けの商用ジムニーが販売されるとの噂もあり、置換えモデルとしてアレが導入?

欧州スズキは商用モデルを市販化する可能性が高いようだ

なおAutocarが調べた情報によれば、欧州スズキはそういった排ガス規制をクリアできなかったからという理由で販売が終了するわけではなく、更に現時点ではディーラーにて割り振られている既存数量分が完売した時点で完全に販売を終了すると説明していて、更にはN1クラスの商用モデルが本格的に導入される可能性が高いとも報道しているため、これが事実であればスズキの中で何か方針が変わった可能性も高そう。


新型ジムニーの置き換えモデルに新型アクロスを導入?

一方でスズキは先日、トヨタ新型RAV4 PHVをベースにしたOEMモデルのアクロス(New ACROSS)を発表しましたが、このモデルが欧州市場をメインに販売されることを考えると、もしかするとジムニーの置き換えモデルとしてアクロスが導入されるのかもしれません(車格やコンセプトなどは全く異なりますが…)。

なおアクロスのボディサイズとしては、トヨタRAV4とほぼほぼ同じとなる全長4,635mm×全幅1,855mm×全高1,690mm、ホイールベースは2,690mmと非常にダイナミック。

パワートレインについては、新型RAV4 PHV同様に排気量2.5L 直列4気筒エンジンシングルモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド仕様で、エンジン出力175hpに対し、リヤに設けられた電気モーターはシステム出力54hp/システムトルク121Nmを発揮します。

システム総出力は新型RAV4 PHVよりも劣るそうですが、18.1kWhのバッテリーを床下に搭載しているため、EVのみでの航続可能距離は75kmとかなりの距離を走行することが可能となっています。

インテリアもRAV4に倣うレイアウトを採用し、ダッシュボード上部には9インチのタッチスクリーンインフォテイメントシステムを標準装備しますが、海外スズキ史上最大サイズで、更にApple CarPlay/Android Autoも標準装備されています。

安全装備も充実していて、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用するプリコリジョンシステム(PCS)やレーントレーシングアシスト(LTA)、ダイナミックレーダークルーズコントロール(DRCC)といった装備も全て標準化されています。

なお、このモデルは先述にもある通り欧州市場を中心に販売されるとのことで、インド市場をはじめとする新興国では販売されず、その代わりとしてトヨタ・アーバンクルーザー(Urban Cruiser)が販売される予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS