フルモデルチェンジ版・日産の新型シルビア (S16型)はこうなる?アリア風のLEDを盛り込みつつ、まるで中東ハイパーカーのようなデザインに

ここまでぶっ飛んだ日産車が登場したら、革命か混沌の二極化になりそう

2024年3月末に日産が発表した中期経営計画The Arcにおいて、2026年度までに新モデル30車種を投入する計画を明らかにしましたが、その中には新世代スポーツカーと呼ばれるようなモデルは、次期スカイライン (Nissan New SKYLINE)のみでした。

こうした中、日産のフルモデルチェンジ版・新型シルビア (New Silvia, S16)はこうなる?というレンダリングが公開されていますので、早速チェックしていきましょう。

今回このレンダリングを作成したのは、デジタルアーティストのNOISIV DREADS G . P . A氏で、これまで登場してきた初代~7代目とは全く異なるエクストリームなスタイリングを持ち、まるで中東発の新興メーカーであるW MotorsやDevel Motorsが発表するようなアグレッシブなハイパーカースタイルに変化しています。


あまりにも過激な次期シルビア(S16)のイメージレンダリングを見ていこう

改めて新型シルビア(S16型)のイメージレンダリングを見ていきましょう。

さすがにここまでの近未来的なスタイルになる可能性は低いと思いますが、フロントエンドの”へ”の字型の様なLEDデイタイムランニングライトは、ピュアEVクロスオーバー・アリアからインスピレーションを受けていると思われ、更に水平基調で細長い三眼LEDヘッドライト(よ~く見るとシームレスではない)も装備。

フロントエンドを見る限りでは、ダクトやラジエーターグリルなども確認することができないため、おそらくはICEやハイブリッド、PHV(プラグインハイブリッド)ではなく100%ピュアEV仕様の可能性も高そう。

完全に公道走行することを想定していないレーシング仕様

リヤデザインも中々に過激と言いますか…

明らかに公道走行不可能レベルのワイドすぎるリヤウィングを装着し、大きく張り出したワイドフェンダーとクリアランスの無さ過ぎるホイールハウスなど、すべてがレーシング仕様として描かれたレンダリングのようにも思いますね。

なおこのレンダリングのスタイルベースは、日産が1964年に東京モーターショーにて発表したダットサン1600クーペをモチーフにしているそうで、当時採用されていたクリスプカットと呼ばれる美しいつなぎ目の無いデザインが何とも魅力的。

流石にこのモデルが量産モデルとして登場する可能性は限りなく低く、今後シルビアのフルモデルチェンジ版もしくは後継モデルが登場する予定は無いものの、まずはスポーティなモデルになるであろう次期スカイラインに注目したいところです。

The Arc: 日産経営計画 ~長期ビジョンへの架け橋 | #Nissan

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