何コレ凄い…フェラーリのレッド (ロッソ・コルサ) に塗装したトヨタ・プリウスを見てきた!フロント・リアにはあの跳ね馬エンブレムも
まさかフェラーリショップにフェラーリ・レッドにペイントされたトヨタ・プリウスが入庫しているとは…
以前、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーをはじめ、欧州車や国産モデルなども販売するフェラーリショップのガレージプリンス(ガレプリ)さんに訪問させていただくことに。
こちらのショップでは、中古車から新型車まで数多くのモデルを販売し、幅広いジャンルの個体を整備(修理や車検なども)するフレキシブルなショップでもあるのですが、そこのガレージに何とも衝撃的なトヨタ・プリウス(Toyota Prius)が入庫されていました。
上の画像を見てもおわかりの通り、ボディカラーはトヨタのシンプルなレッドカラーではなく、何と本物のフェラーリの塗料(ロッソ・コルサ)を取り寄せてオールペンしたカスタムモデルとのことで、そのあまりのインパクトに他のスポーツカーやスーパーカーの展示車よりも圧倒的な存在感がありました。
プリウスの隅々までフェラーリ要素が盛り込まれた変態的な一台
実際にフェラーリのレッドカラー(ロッソ・コルサ)にペイントされたプリウスを見ていくと、写真の写り具合によっては多少異なる部分はあるかもしれませんが、実車で見てみると「上手いことまとめたなぁ」と感心してしまうほど。
しかもフロントフェンダー部分には、イエローの背景色に身をまとうフェラーリの象徴プランシングホース(跳ね馬)もデザイン。
そしてその隣には、ブレンボブレーキやリバティーウォーク(Liberty Walk)、BBSといった有名処のステッカーも貼付されています。
足回りは至って普通だが、ホイールにはフェラーリバッジも
足もとのアルミホイールはこんな感じ。
本物のように見えて、実際には社外製の大口径アルミホイールを装着し、センターキャップにはフェラーリバッジを貼付しただけとなりますが、オーナーのフェラーリ好きがイヤというほどに伝わってきますね。
サイドミラーキャップは、オリジナルデザインなのかTRDのデザインを施したブラックペイント仕上げとなり、結構スポーティにまとめ上げられています。
やっぱりフロントにはあのエンブレムが
そしてこちらがフロントマスク。
よ~く見てみると、フロントフードとトヨタのCIマークが貼付されているはずのエンブレムには…?
まさかのフェラーリの象徴プランシングホースのバッジやエンブレムが貼付。
ボディカラーだけでなく随所にもフェラーリの要素を盛り込んでくるあたり、結構なカスタム費用も掛かっていると思いますが、どうやらこれを所有するオーナーは、実際にサーキットで走らせるための趣味車だそうで、金銭的にも余裕があるからこういったユニークなカスタムを行っているのかもしれませんね。
隅々まで抜かりの無いフェラーリ風カスタム
リアデザインはこんな感じ。
ボディはロッソ・コルサに仕上げられ、トップルーフなどの上部もフェラーリのブラック(Nero)に塗装するほど。
もちろん、リヤエンドにはプランシングホースのバッジとCORNESのステッカーを貼付することで本物のフェラーリっぽく忠実に再現。
マフラーは片側2本出しとなるAKRAPOVICをインストール。
エキゾーストサウンドも拝聴させていただきましたが、決して甲高いものではなく、どちらかというと野太い重低音系に近い印象。
そしてこちらはフェンダー部分。
カーボン調のテープではなく、本物のカーボンファイバー製外付けフェンダーを装着している辺りオーナーの本気度がかなり伝わってきますが、そもそもこれだけのカスタムでどれだけの費用が発生しているのか気になるところ。
さすがにここまでフェラーリに寄せてきたプリウスは見たことが無く、ある意味最もカスタム費用が掛かったプリウスかもしれませんね。