今日のプリウス…東京都千代田区の区役所駐輪場にトヨタ「プリウス」を運転していた高齢ドライバーが突っ込む。新型で安全装備は充実しているはずだが?

2021-07-21

~例の社会問題で外出自粛要請が出ていても、一向に止むことのない高齢ドライバの踏み間違い事故~

2020年4月6日の午前11時頃、東京都千代田区の区役所駐車場に、シルバーカラーのトヨタ新型「プリウス(Toyota Prius)」が突っ込む事故が発生した模様。

リヤテールランプがコの字型であることから、現行後期型であることもわかりますし、おそらく安全装備も充実しているはずなのですが、なぜこのような事故が発生してしまったのでしょうか?


~事故の理由は定番の「アクセルとブレーキの踏み間違い」

なお「プリウス」を運転していたドライバーは80代の男性&高齢ドライバーであることが確認できていますが、この男性によれば事故した理由は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と説明しているとのこと。

まさに高齢ドライバ×プリウスミサイルと言わんばかりの典型事故ではありますが、そもそも不要不急の外出自粛が求められている中で、今回は事故以外にも色々と追及される要素が出てきそうですね。

なお地元警察によれば、80代の男性ドライバーは、駐輪場に隣接する車道を走行していたところ、左側のガードパイプに接触したため、右側にハンドルを切った後に急発進して駐輪場に突っ込んだ可能性が高いとのこと。

~男性ドライバーは安全機能をOFFにしていた可能性も?~

改めて、今回は「アクセルとブレーキの踏み間違え」により発生した事故ではありますが、そもそも現行「プリウス」には誤って踏み間違えてもブレーキでサポートする踏み間違いサポートブレーキ(インテリジェントクリアランスソナー)や誤発進抑制制御機能(スマートアシスト)が装備されているため、今回のような事故は未然に防げたはずだと思われるものの、それでも事故に発展してしまったということは、もしかすると安全機能をOFFにするような設定を行っていた可能性が高そう。

安全装備に頼ろうとせず、自身で責任をもって運転することは大事だと思いますが、「自分は大丈夫」といった過信による事故は非常に危険ですし、加えてこういった事故が発生する以前に、公共交通機関を利用する選択肢もあると思うのですが、そもそもは例の社会問題で外出自粛要請が出ているなかで、こうした不要不急の外出は控えるべきではなかったのではないか?とも思ったりしますね。

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Reference:NHK