ダイハツ新型タントファンクロスに4万台超えの大量リコール!スズキ・エスクードも保安基準不適合?トヨタ・ヤリスクロス等が不正行為により生産停止
車体の形状検証が不十分で技術基準に適合していない恐れ
ダイハツの主力モデルでお馴染みとなる新型タント・ファンクロスの1車種・計44,827台に大量リコール。
不具合内容としては、後輪前方の床下に装着しているエアディフレクタ(車体)において、開発時の形状検証が不十分であったため、外装の技術基準(協定規則第26号)に適合していないとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は起きていないものの、1件の不具合報告がでており、社内からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/備考][タント]
・5BA-LA650S/LA650S-0223347~LA650S-0400571/令和4年9月27日~令和6年4月5日/35,853台(タントファンクロス)・5BA-LA660S/LA660S-0066196~LA660S-0104412/令和4年9月27日~令和6年4月5日/8,974台(タントファンクロス)
改善措置としては、全車両、エアディフレクタを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。
キャニスタ性能が低下し、保安基準に適合しない恐れアリ
続いて、スズキのコンパクトSUVモデルとなるエスクード(Suzuki Escudo)の1車種・計3,326台にリコール。
不具合内容としては、燃料蒸発ガス抑止装置(キャニスタ)において、キャニスタケース形状が不適切なため、活性炭充填量が少ないものがあるとのこと。
また、使用過程においてキャニスタケースが変形するものがあり、そのため、キャニスタ内に隙間ができてキャニスタ性能が低下し、保安基準第31条(有害なガスの発散防止装置)の基準に適合しないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、海外認可当局からの情報に寄り明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/備考][エスクード]
・5AA-YEH1S/TSMLYEH1S00A70013~TSMLYEH1S00C96426/令和4年3月8日~令和6年4月1日/3,326台
改善措置としては、全車両、キャニスタを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。