ロータス大丈夫か!新型EVハイパーカー・エヴァイヤの開発に携わったWAE社と契約解除→WAE社が契約違反並びに給料未払いなどで訴えると報道

ロータスはWAE社に対して、2019年4月から請求書や給料が未払いのままと主張

WAE社としては「今回のロータスの声明文は明らかに悪質であり、不正且つ法的根拠などはなく、ロータス/中国・吉利の関連しない商業的理由による」と主張していて、ロータスの合意条件に違反したものであり、虚偽で不自然なものであることや、2019年4月以降からWAE社には一切給料や請求書に対する支払いが行われていないと主張しています。

またWAE社の補足としては、昨今の諸事情によりこれ以上の開発を遅らせないこと、待ち続けている顧客に早く届けたいという想いもあって、新型エヴァイヤの開発・プロジェクトは続けてきたと説明しています。

今回のトラブルは裁判に持ち越されて明らかになると予想されますが、WAE社はフォーミュラーEやアストンマーティン、ポルシェのコーチビルド・ジンガー、ジャガーなどといった数多くの企業とも共同開発を進めており、非常に信頼性の高いメーカーでもあります。

そんなWAE社が虚偽の申告をしているとは思えず、恐らくはロータス+中国の親会社・吉利(Geely)の強い圧力によって開発を進めてきたのではないかと思いますが、そうなると新型エヴァイヤの開発もスケジュール通り進められるのか微妙な状態になってきましたね。


ロータスは、新型エヴァイヤの開発が5か月ほど遅れると発表したばかり

しかもロータスは、エヴァイヤの開発を”少なくとも”5か月ほど遅らせると発表したばかりで、発売は早くとも2021年上半期頃との回答。

この理由については、先述の通り昨今の諸事情により、欧州での5か月分のテストが実施されていないことが主となるため、おそらくこのタイミングではバッテリーやモーターなどの開発は完全に完了していたのだと思われます。

また今回の発表延期に伴い、ロータスは新型エヴァイヤのダイナミクスとダウンフォースの改善に取り組むとして、これに合わせてシステム総出力も2,001ps→2,028psへと更にパワーアップするとも説明しています。

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Reference:CARSCOOPS