ホンダ新型Honda eの走りは本当にハイパフォーマンス?ムース&スラロームテストをしてみたら予想外の結果に【動画有】

新型Honda eは確かに前後重量比も駆動方式もタイヤもスポーツ志向で優秀だが?

ホンダ初のピュアEVモデルとして2020年8月27日に発表され、同年10月30日に発売スタートする新型ホンダe(Honda e)ですが、このモデルの走行性能を確認すべくムーステストを行った動画が大きな話題となっています。

数多くの新型車を用いてムーステストを実施するkm77.comチャンネルが、隠れた(高い)ポテンシャルを持つHonda eの上位グレードAdvanceを用いて早速ムーステストを実施していくのですが、今回行う条件は75km/h走行時の進入のみ。

Honda eのスペックとしては、システム総出力154ps/最大トルク315Nmを発揮し、0-100km/hの加速時間は8.3秒、最高時速は145km/hまで到達と控えめではあるものの、駆動方式は後輪駆動(RR)なので、かなりクイックな走りを行うことも大きな特徴の一つだと思います。


カラーコーンには接触しているものの、ツッコミや軌道修正は十分優れていると思う

早速75km/hでのムーステストを行ってみたところ、何と等間隔に置かれたカラーコーンに接触してしまう結果に。

Honda eは元々、前後重量比が50:50と非常にバランスが良く、床下にバッテリーを搭載することで低重心化を図り、更に足元には17インチのミシュラン製パイロットスポーツ4タイヤを装着しているので、コーナリング/グリップ性能はピカイチだと思っていただけにこの結果は意外。

特に左から右にすぐにハンドルを切り返した後の外側への膨らみ具合は大きく、しかしHonda eの車体自体はそこまで大きく揺れていないことを考えると、これだけでも十分な性能を有しているのかもしれません。

しかもその後のスラロームテストでは、カラーコーンを一つも倒さずにクリアするほどの軽快な走りを見せ、キュートな見た目とは裏腹に、かなり突っ込んだダイナミックな走りができるのも魅力あるギャップの一つ。

日本市場では451万円からの価格帯となりますが、おそらくこのモデルがここまでの価格帯になっているのは、バッテリーやモーターの価格帯が影響しているのではなく、まるでシアタールームのような豪華なインテリアと合計45.4インチのワイドディスプレイ、そしてバランスとスポーティな走りを提供する足回りとタイヤホイールにコストが掛かっていると考えられ、仮にガソリンモデルであってもそれなりの価格帯にて発売してくるのではないかと予想されます。

【Honda e 2020 – Maniobra de esquiva (moose test) y eslalon | km77.com】

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Reference:CARSCOOPS