欧州市場向けトヨタ新型RAV4プライムの名称を「RAV4 PHV」に変更へ。更に一部スペックにも誤りがあったようだ

発売前に名称が変更されるのも中々に珍しい

トヨタが日本市場向けとして2020年6月8日に発表・発売スタートした、新型RAV4 PHVですが、欧州市場向けではRAV4プライム(RAV4 Prime)として発表・発売される予定となっていました。

しかしながら、このモデルの名称について誤りがあったとして正式にRAV4プライムからRAV4 PHVへと変更されることが決定し、更に一部スペックにも誤りがあったとして修正したのちに発売されるとの情報も入っています。

自動車ニュースサイトautoevolutionの情報によると、新型RAV4プライムにて発売する際には、フル充電バッテリーのみで航続可能距離が65kmと掲載していたものの、これが誤りだったとして最大75kmに訂正するとのこと。


名称だけでなくスペックアップの修正も入る模様

ただ、日本市場向けにはバッテリーフル充電の状態にて航続可能距離最大90km以上としていたため、このあたりの誤差はどのようになっているのかも気になるところですが、価格帯が上がらずして若干のスペックアップになるのは欧州市場の顧客としてラッキーと思える部分ではないかと思われます(これが反対にスペックダウンだったら不正疑惑として炎上していたかもしれない)。

続いては0-100km/hの加速時間についてですが、これはエンジン+PHVによる強力なアシスト力により、6.2秒にて到達すると掲載していたものの、どうやらパフォーマンスも強化されて6秒に到達するとのこと。

欧州市場も日本同様に販売停止とならなければ良いが…

パワートレインについては、これまで通り排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたPHVシステムにより、システム総出力306psを発揮するとのことですが、あとはいつ頃発表・発売され、更に欧州市場向けにはどれだけの台数が割り振られるのか?という点だと思います。

っというのも、日本市場向けのモデルは、6月1日に発売スタートして僅か1か月ほどで2020年度分の販売台数800台を完売してしまい、2020年9月現在は受注を一旦停止しているのですね。

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この原因にはサプライヤのバッテリー供給が間に合っていないとのことですが、もしかすると欧州市場でも同様のことが考えられ、思わぬ誤算(嬉しい誤算と捉えるべきかは疑問ですが…)となることも十分に考えられるかもしれません。

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Reference:autoevolution