トヨタ新型RAV4 PHVのOEMモデル・スズキ新型アクロスの実車が世界初公開!スズキ史上最高額…オランダは約806万円~、ノルウェーは約907万円~

2022-07-18

何度も言うが…果たしてスズキはこの金額で売れると考えているのだろうか…

先日、トヨタ新型RAV4 PHVのOEMとなるスズキ新型アクロス(Suzuki New Across)のオランダ市場価格が約806万円からと、日本市場向けRAV4 PHVの469万円~よりも1.5倍以上高額であることが明らかとなりましたが、遂にこのモデルの実車がノルウェーにて世界初公開されました。

今回公開されている個体ですが、グレードは不明ながらも19インチ大口径アルミホイールを装着している辺り、おそらく最上位だと思われ、ボディカラーもグレーメタリックにペイントされたかなり渋い仕様となっています。

グレーメタリックに塗装された新型アクロスは初めてかと思いますが、こうして実車で見てみるとフロントロア部のスキッドプレートがホワイトカラーで、その上部はピアノブラック仕上げでアクセントを加味することによりメリハリが付けられています。

フロントグリルはトヨタのキーンルックではなく、スズキ新型スウェイス(New Swace)と同じ六角形のハニカムグリルを採用し、インテークグリル含めてグロスブラックで高級感を演出しているのがわかりますね。


リヤデザインはそのまんまRAV4 PHV

こちらはリヤデザイン。

リヤエンドに貼付された”Suzuki”バッジや”Across”が無ければ、リヤテールランプ形状とスタイルだけでRAV4 PHVと勘違いしてもおかしくないほどにほぼほぼ同じ。

リヤロアバンパーは素地タイプではなくピアノブラックにペイントすることで安っぽさが無くなっていて、フェンダーモールも同様の工夫が施されていますね。

あとはマフラーも両サイド1本出しのデュアルエキゾーストパイプをインストールしています。


ボディカラー別の新型アクロスも見ていこう

ちなみにグレーメタリックの個体以外にも、屋外には左からアティチュードブラックマイカ/センシュアルレッドマイカ/ホワイトパールクリスタルシャイン/ダークブルーマイカ/シルバーメタリックと全6色がラインナップ。

どれも全く同じ19インチアルミホイールを装着していることを考えると、もしかするとグレードは1種類のみなのかもしれませんね。

インテリアもチェックしていこう

インテリアはこんな感じ。

合成皮革とファブリックのコンビタイプで、ブラックを基調としながらもレッドのカラードステッチを縫合することでちょっとしたアクセントに。

後席も同じ色合いでまとめられていますね。

中央には格納式のセンターアームレストが装備されているのも確認できます。

こちらは運転席。

センタークラクションの”S”エンブレム以外はほぼRAV4 PHVと同じパーツ/レイアウトを採用しています。

メーター類は若干スズキのオリジナルが入ったデジタルタイプですが、高額な価格帯でありながらもちょっと中途半端な完成度のようにも感じられます(いっそのことフルデジタル液晶ディスプレイにしてほしかった)。

ディスプレイオーディオは完全にトヨタ製で、ナビゲーションシステムは搭載されずスマホと連携しながら使用します。

エアコン関係もトヨタとほぼ同じ。

シートヒーターは装備されますが、シートベンチレーションは採用されないようですね。

センターシフトも同じですし、シフトブーツ付きのデザインも新型ハリアー(New Harrier)と同じ。

電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが標準装備されているのは嬉しいポイントだと思います。

ちなみにこの新型アクロス、オランダ市場では約806万円からと超高額でしたが、ノルウェー市場では更に高額な約907万円からの発売となります。

おそらく込々で1,000万円近くになると思われますが、そうなるとジャガー・F-PACE 300 SPORTやポルシェ・マカンS(Porsche Macan S)が購入できるレベルとなってしまいますし、1,000万円であればSUVの選択肢も更に広がるのではないかと思われます。

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