【価格は193.6万円から】一部改良版・トヨタ新型カローラが2021年7月2日に発売へ!大胆な設定見直しでボディカラーも大量廃止&入れ替えへ…結構賛否分かれそうな変更かも
今回の一部改良はかなり思い切った変更になりそうだ
トヨタの主要モデルの一つでもあるカローラ(Toyota New Corolla)/ツーリング(Toyota New Corolla Touring)/カローラ・スポーツ(New Corolla Sport)が、2021年7月2日に一部改良版(2022年モデル)として新しく発売されました。
今回の一部改良では、内外装デザインの変更はないものの一部装備内容の変更や標準化に加え、ボディカラーとメーカーオプションの大胆な廃止、新色の追加など、全体で見ると大幅な設定見直しが行われます。
具体的にどういった変更が行われるのか?早速チェックしていきましょう。
メーカーオプション(MOP)の廃止について
まずは新型カローラシリーズにて設定されるメーカーオプションの廃止について見ていきましょう。
結構重宝されるであろう各メーカーオプションがグレードによって廃止となるのは意外ですが、恐らくは不人気な組み合わせグレード&オプションの廃止や、生産ラインの簡素化も目的になっているのではないかと予想されます。
16インチアルミホイールのメーカーオプションの廃止
まずは新型カローラシリーズのメーカーオプション廃止について。
これはちょっと意外でしたが、カローラ/カローラ・ツーリングのG-X”Plus”と、カローラ・スポーツG”X”に設定される16インチアルミホイールのメーカーオプションが廃止となります。
単純に人気が無かったからなのかは不明ですが、トヨタとしてもモデル末期となっている車種のメーカーオプションの数は極力少なくしたいという考えがあるのかもしれません。
カラーヘッドアップディスプレイ(HUD)のメーカーオプション廃止
そしてこれもかなり衝撃的だったのですが、フロントウィンドウにメーター情報などが投影されるカラーヘッドアップディスプレイ(HUD)のメーカーオプションが廃止となります。
これはカローラ/カローラ・ツーリングのW×Bグレード、カローラスポーツのG”Z”にて設定されていたオプションなのですが、標準装備されるのではなくシンプルな廃止となるようです(人気がなかった?)。
アジャスタブルデッキボード単独のメーカーオプション廃止
これはリヤトランクに設けられる高さ調整のためのラゲッジデッキボードのことで、カローラ・スポーツG/G”X”に設定されていたメーカーオプションなのですが、これも廃止となります。
シートヒーターのメーカーオプション廃止
これもまた結構衝撃的な…まさかのカローラ・スポーツG”X”にてメーカーオプション扱いだったシートヒーターさえも廃止になるとは。
標準装備化されるわけではなく、単純な廃止となるようです。
新型カローラシリーズの装備標準化/廃止について
続いては新型カローラシリーズの装備標準化/廃止を見ていきましょう。
スマートエントリーの標準化
これは結構有難い変更で、カローラ/カローラ・ツーリングのG-X”Plus”にて設定されなかったスマートエントリーが標準装備となります。
事故自動緊急通報装置の標準化
これは他の新型車でも標準化されている機能で、エアバッグが展開するような大きな事故が発生した際、自動的にコールセンターへ通報するシステム。
カローラシリーズの全グレードを対象に標準装備化されます。
オートライト手動スイッチ廃止
これも最近の新型車や一部改良モデルでも義務化されているもので、カローラ/カローラツーリングの全グレードがオートライトをデフォルトに設定。
一部内装とコートフックの廃止
続いては、カローラ・スポーツGに設定される本革×メランジ調ファブリック内装色・サドルタンが完全廃止。
そして、カローラ/カローラ・ツーリングの全グレードを対象に、コートフック(アシストグリップ)も廃止となります。
ボディカラー廃止
続いてはボディカラーの廃止を見ていきましょう。
対象となる廃止カラーは以下の通り。
◇セレスタイトグレーメタリック[カローラ・ツーリングの全グレード]
◇ブラック×ダークブルー[カローラ・ツーリングのSグレード]
◇ダークブルー[カローラ/カローラ・ツーリングのG-Xグレード]
◇スーパーホワイト[カローラスポーツの全グレード]
◇シアンメタリック[カローラスポーツの全グレード]
◇ブラック×グレー[カローラスポーツの全グレード]
◇ブラック×シアン[カローラスポーツの全グレード]
◇ブラキッシュアゲハ[カローラスポーツのG”X”グレード]
◇エモーショナルレッドⅡ[カローラスポーツのG”X”]
新色追加(入れ替え)
反対に新色となるボディカラー追加/入れ替え内容を見ていきましょう。
新色は以下の通り。
◇[旧]ホワイトパール→[新]プラチナホワイトパール(カローラ/カローラツーリングの全グレード)
◇[旧]スカーレット→[新]選手あるレッド(カローラ/カローラツーリングのW×Bグレード)
◇[旧]ブラック×ホワイトパール→[新]ブラック×プラチナホワイトパール(カローラ/カローラツーリングのW×B/Sグレード)
◇[旧]エモーショナルレッドⅡ→[新]エモーショナルレッドⅢ(カローラスポーツの全グレード)
◇[旧]ブラック×エモーショナルレッドⅡ→[新]ブラック×エモーショナルレッドⅢ(カローラスポーツのG”X”グレード以外)
以上が、2022年モデルとなる新型カローラシリーズの一部改良内容となります。
一部改良版・新型カローラシリーズのグレード別価格帯をチェック!
最後に(2022年モデル)一部改良版・新型カローラシリーズのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
ちなみに全てのシリーズが据え置き価格となっています。
【新型カローラ/カローラ・ツーリング/カローラ・スポーツのグレード別価格帯一覧(10%込み)】
[カローラ・ガソリン]
◇G-X(CVT):[2WD]1,936,000円
◇特別仕様車G-X”PLUS”(CVT):[2WD]2,010,800円
◇S(CVT):[2WD]2,139,500円
◇W×B TURBO(6MT):[2WD]2,424,400円
◇W×B(CVT):[2WD]2,315,500円[カローラ・ハイブリッド]
◇HYBRID G-X(CVT):[2WD]2,403,500円/[E-Four]2,601,500円
◇特別仕様車HYBRID G-X”PLUS”(CVT):[2WD]2,478,300円/[E-Four]2,676,300円
◇HYBRID S(CVT):[2WD]2,574,000円/[E-Four]2,772,000円
◇HYBRID W×B(CVT):[2WD]2,750,000円/[E-Four]2,948,000円
[カローラツーリング・ガソリン]
◇G-X(CVT):[2WD]2,013,000円
◇特別仕様車G-X”PLUS”:[2WD]2,087,800円
◇S(CVT):[2WD]2,216,500円
◇W×B(6MT):[2WD]2,473,900円
◇W×B(CVT):[2WD]2,365,000円[カローラツーリング・ハイブリッド]
◇HYBRID G-X(CVT):[2WD]2,480,500円/[E-Four]2,678,500円
◇特別仕様車HYBRID G-X”PLUS”:[2WD]2,555,300円
◇HYBRID S(CVT):[2WD]2,651,000円/[E-Four]2,849,000円
◇HYBRID W×B(CVT):[2WD]2,799,500円/[E-Four]2,997,500円
[カローラ・スポーツ]
◇G”X”(6MT):[2WD]2,169,000円
◇G”X”(CVT):[2WD]2,202,000円/[4WD]2,400,000円
◇G(6MT):[2WD]2,340,000円
◇G(CVT):[2WD]2,385,000円/[4WD]2,583,000円
◇特別仕様車G”Style Package”(6MT):[2WD]2,440,000円
◇特別仕様車G”Style Package”(CVT):[2WD]2,485,000円
◇G”Z”(6MT):[2WD]2,521,000円
◇G”Z”(CVT):[2WD]2,566,000円/[4WD]2,764,000円
[カローラ・スポーツ・ハイブリッド]
◇HYBRID G”X”:[2WD]2,488,000円
◇HYBRID G:[2WD]2,660,000円
◇特別仕様車HYBRID G”Style Package”(CVT):[2WD]2,760,000円/[4WD]2,683,000円
◇HYBRID G”Z”:[2WD]2,841,000円
2021年モデルの一部改良は結構評判が良かった?どういった改良が施されていたのか?気になる続きは以下の次のページにてチェック!