フェラーリ最新のV6ハイブリッドモデルと思われる開発車両が登場。488GTBとSF90ストラダーレをミックスさせた謎デザインに

SF90ストラダーレの下位グレードで、488GTB的な立ち位置のモデルを意味した開発車両なのかもしれない

以前より度々目撃されているフェラーリの次期V6ハイブリッドモデルと思われる開発車両ですが、今回はイエロー(ジアッロ・モデナ?)のボディカラーにホワイトのカモフラージュラッピングを施した開発車両が目撃されています。

このモデルは、既にカタログモデルとして市販化されているPHV(プラグインハイブリッド)のSF90ストラダーレ(Ferrari SF90 Stradale)よりも下位グレードに位置するとのことで、その見た目もSF90ストラダーレと488GTBを足して2で割ったような見た目に(ボディスタイルは488GTBベースかも?)。


フロントマスク以外は488GTBのようにもみえるが?

サイドのスタリングはこんな感じ。

ドア形状を含むボディスタイルは488GTBがベースのようで、しかし足元のアルミホイールはブラックにペイントされていることから、もしかすると次期ハイブリッドモデル用に準備された専用ホイールの可能性も高そうです。

リヤデザインはこんな感じ・

リヤテールランプは丸型1灯式であることから、488GTBがベースであることが確認できますが、恐らくリヤエンジンフード内に収められているプラグインハイブリッドシステムはSF90ストラダーレのユニットがベースになっているのではないかと推測されます。

このほか、リヤテール以外のリヤフェンダーを見ていくと、明らかに488GTBよりも大きく盛り上がっていてダイナミックですし、ドアのすぐ後ろには不自然で角ばったリヤフェンダーダクトらしきものが装備されていますね。

さすがに量産モデルではこのような不格好な姿で登場することは無いと考えられるも、それだけ次期ハイブリッドモデルの後輪にかかる負担が大きく、冷却効率を高めないと厳しいレベルなのかもしれません。

エンジンは他社V6を使いまわし?それとも新開発エンジン?

ちなみに次期ハイブリッドモデルに搭載されるであろうパワートレインについては、今のところアルファロメオ・ジュリア/ステルヴィオの最上位グレード・クアドリフォリオにて設定される排気量2.9L V型6気筒ツインターボエンジンが濃厚だそうで、しかしその一方でマセラティ新型MC20に搭載されるような排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンが搭載されるなどの噂も。

コストを抑える意味でもFCAグループの既存エンジンを流用することも賢明な判断ではあるものの、わざわざワンオフモデルのために最低2年もの開発期間を要するような特別なメーカーがそのような安易なことをすることも考えにくいですし、もしかすると100%フェラーリ独自のオリジナルV6エンジンを採用してくるかもしれないですからね…この点は大きく期待したいところでもあります。

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Reference:CARSCOOPS