ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型ISが西ヨーロッパでは発売されない模様。スポーツセダンの販売低迷、排ガス規制が影響している?

どんなにカッコ良くてもスポーツセダンは徐々に市場から淘汰されるようだ

さて、日本市場では2020年11月5日に発表・発売予定となっているレクサスのビッグマイナーチェンジ版・新型ISですが、北米市場では既にグレード別価格帯とオプション内容が公式プレスリリースにて明らかになっている一方、どうやら西ヨーロッパ市場では販売されないことが明らかとなりました。

BMW・3シリーズやアウディA4、ジャガーXE、メルセデスベンツCクラスの競合となるであろう今回の新型ISですが、海外の自動車ニュースサイトCARSCOOPSの情報によると、イギリス市場含め西ヨーロッパでの販売は計画しておらず、スポーツセダン自体の投入の可能性も限りなく低いとのこと。


時代はSUV…スポーツセダンは販売需要低迷の一つとなっている

これはレクサスのスポークスマンとの取材にて明らかになった情報で、具体的に販売しない理由については明らかにしていませんが、2019年の販売台数は3,282台(北米は14,920台)、2018年の販売台数が5,413台(北米は22,927台)、2017年の販売台数が5,649台(北米は26,482台)と年々販売台数の低下が影響していると考えられます。

近年はSUVブームということもあり、各種メーカーがSUVの新型車を積極的に発表・発売する姿勢を見せていますが、その中でISのようなスポーツセダンの販売台数の低迷と需要の低下が大きく影響していることを考えると新型を発表するのはリスクがあると考えているのかもしれませんね。

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