フルモデルチェンジ版・日産の新型ノートに関する最新情報をディーラーにて聞いてきた②!待望のチルト&テレスコピック採用、ナビは上位グレードのみ9インチ

2020-10-26

引続き新型ノートの最新情報をチェックしていこう

②:チルト&テレスコピックステアリングを採用

まず新型ノートのステアリング関係ですが、地味に嬉しい情報としてチルト&テレスコピックステアリングが採用されること。

現行モデルは縦スライドのみチルトのみの対応だったので、中々最適なドライビングポジションの設定ができなかった印象を受けますが、今回のフルモデルチェンジで前後のスライドが可能になったのは非常に嬉しいポイントだと思います。

ちなみに競合モデルとなるであろうトヨタ新型ヤリス(Toyota New Yaris)とホンダ新型フィット4(Honda New FIT4)もチルト&テレスコピック機能は搭載されているので、このスペックに合わせてきたという印象ですね。


③:ナビゲーションディスプレイはどうなる?

続いてナビゲーションディスプレイですが、現時点での取材で判明していることとしては、全グレード共通でオーディオレスが標準装備なので、この辺りでも車両本体価格をかなり落とし込んでいるのでしょうね。

そして上位グレードXのみではありますが、メーカーオプションにて9インチNissan Connectナビゲーションディスプレイ(地デジ内蔵)+ETC2.0車載器(ビルトイン)のセットオプションが設定可能とのことで、それ以外の中間グレードSとエントリーグレードFはディーラーオプションにて設定する必要があるとのこと。

なお個人的に嬉しいポイントとしては、上位グレードX専用の9インチナビにApple CarPlay/Android AutoH対応なのはもちろんのこと、HDMI/USB/Wi-Fi接続にも対応しているということで、特に子どもを乗せる場合にはHDMIを接続してYouTubeなどの映像を見せるのもグッドだと思います。

④:アームレストについて

続いてフロント・リヤアームレストについて見ていきましょう。

個人的にはチルト・テレスコピックステアリングと同レベルで装備必須と考えているアームレストですが、まずフロントセンターアームレスト+センターコンソールボックスは全車標準装備となっています。

ただ、センターアームレストやフロントドアアームレストの素材が合成皮革となるのは上位グレードXのみで、それ以外のグレードでは合皮を使用していないとのこと。

あとリヤセンターアームレスト+カップホルダー2個付きは、上位グレードXのみメーカーオプション扱いで、それ以外はアームレストすら付かないのはちょっと残念。

っというか、トヨタ方式同様に上位グレードXにしか設定されていないようなメーカーオプションがほとんどなので、選択するのも必然的に上位グレードXのみになってしまうのかもしれませんね。

⑤:予防安全装備について

最後は予防安全装備について見ていきましょう。

前回のブログでは、上位グレードXのみプロパイロット(ProPilot)がメーカーオプション扱いになると説明しました(新型ルークスでも上位グレードで標準装備なのに、なぜ新型ノートでは標準装備ですらないかが未だに納得できませんが…)。

それ以外の安全機能はどういったものが装備されるのかは以下の通り。

・インテリジェントエマージェンシーブレーキ
・踏み間違い防止衝突防止アシスト
・前方衝突予測警報(インテリジェントFCW)
・車線逸脱警報(LDW)
・インテリジェントトレースコントロール
・ふらつき警報(インテリジェントDA)

・標識検知機能(進入禁止標識/最高速度標識/一時停止標識)
・フロント&バックソナー
・車線逸脱防止支援システム(インテリジェントLI)

一方で中間グレードSと上位グレードXのみメーカーオプション扱いとなる安全機能が以下の通り。

・後側方衝突防止支援システム(インテリジェントBSI)
・後退時車両検知警報(RCTA)
・後側方車両検知警報(BSW)

なお、これら3つの安全装備については、上位グレードXであればプロパイロットとのセットオプションとなるため、オプション費用も15万円~20万円ほど跳ね上がる可能性がありそうですね。

中間グレードSではプロパイロットのメーカーオプションの選択が無いので、この3つの安全装備のみのセットオプションとなります。

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