マイナーチェンジ版・日産の新型キックスが全く納車されない…納期半年以上は当たり前、検討していたユーザーも次々候補が外れているようだ

新型キックスは完成度の高いモデルなだけに、色々な障壁によりチャンスを逃している

2020年6月30日に発売された、日産のSセグメントSUVモデルとなるマイナーチェンジ版・新型キックス(Nissan New Kicks)ですが、このモデルが発売されて約3か月が経過するも、未だに顧客のところに納車されていないのがほとんどなのだそう。

以前、フルモデルチェンジ版・新型ノート(New Note)に関する取材のため、いつもお世話になっている日産ディーラーに訪問したところ、7月にオーダーされたお客さんの納車予定日が8月末~9月頃だったそうですが、昨今の諸事情などの絡みやタイ生産という”海外生産の問題”により、大幅に納期遅れが生じているとのこと。

しかも2020年10月上旬時点でオーダーしても、(私がお世話になっているディーラーでは)最短納期で2020年4月以降となり、ボディカラーによっては5月以降になる可能性も高いとのこと。


グレード構成や装備面、そして価格面でも”購入し難い”のも影響している

それだけ人気もあって日産にとっては売れ筋のモデルになっているとは思うのですが、こういった納期の面や、既に発生している「納期遅れ」が原因で、これから購入を検討している方々が候補からすぐに外れてしまっているのは残念。

価格面においても、e-POWERグレードのみでプロパイロット(ProPilot)やLEDヘッドライト、17インチアルミホイールが全て標準装備となっているため、車両本体価格が2,759,900円~2,869,900円と非常に高額になっているのも影響しているようです(反対に新型ノートは価格帯を最大限抑えるために、全グレード・ハロゲンライトや鉄チンホイールが標準装備となっている)。

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