低走行距離&フルレストアされた日産の初代フェアレディZ(240Z)がオークションに登場!入札価格で既に1,000万円超え…今後転売対象の一台になる?

初代フェアレディZ(240Z)は今後、投機目的の対象になるかもしれない

さてさて、日産(ダットサン)の初代2ドアフェストバックモデルとなるフェアレディZ(Nissan Fairlady Z, 240Z)がBring a Trailerオークションに出品され大きな話題に。

今回ロサンゼルスより出品された1971年式の初代フェアレディZですが、ファーストオーナーが亡くなった2002年以降、マラマット自動車博物館にて展示され、その後2017年に2人目のオーナーが購入した貴重な一台となります。

しかもこのモデル、フルレストアによってほぼ新品状態で保管されていたため、そのコンディションはもちろんのこと、エンジンや各種パーツ(消耗品)類もしっかりとメンテナンス・新品へと交換されているため自走も可能となっています。


当時のままの美しさをキープしたモンテカルロレッド

ボディカラーは何とも個性的なモンテカルロレッドにて塗装され、サイドボディのロア部分にはホワイトのストライプと”240Z”の表記が加味され、一目で初代フェアレディZであることがわかるほどに特徴的。

足もとには14インチのスチールホイールと初期のシリーズ1タイヤを装着した何とも珍しい仕様で、ラバーのカタさまではわからないものの、タイヤ溝は十分残っているようです。

内装もフルレストアされているため、ステアリングやダッシュボードも全くキズや色あせなどもなく新品レベル。

テクスチャードシートに備えられたブラックのビニールも美しく、ヨレやヒビなども無く極上。

更にはダットサンブランドのフロアマットやエントリーシル、日立製AMラジオ、ウッドシフトノブ/ステアリングホイール、エアコンなども健在です。

パワートレインは排気量2.4L 直列6気筒エンジンを搭載し、最高出力150hp/5,600rpm、最大トルク198Nm/4,400rpmを発揮、トランスミッションは4速MT、駆動方式は後輪駆動(FR)となっています。

入札時点で1,000万円超えという異常事態

なお走行距離は僅か50,000km未満(31,000マイル)と低走行で、エンジンオイルなども新品に交換済み。

入札期限は2020年10月19日となっていますが、10月18日時点で約1,170万円と超高額入札が入っていて、初代フェアレディZはおそらく今後更にその価値を高めていくであろう一台と言われています。

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Reference:Bring a Trailer