フルモデルチェンジ版・日産の新型ノート最新情報まとめ。主要装備や諸元、オプション、グレード、ボディカラー、実車インプレなど

2020-11-04

これで新型ノートのほとんどの情報を網羅できるぞ!

2020年11月24日に発表、12月23日に発売予定、更には11月19日に価格配信並びに先行予約スタート予定となっている日産のフルモデルチェンジ版・新型ノート(Nissan New Note)ですが、当ブログではどこよりも早く詳細な情報を提供してきました。

今回は、これまで発信してきた新型ノートの詳細な情報(グレード/主要諸元/全車標準装備内容/グレード別主要装備内容/ボディカラー/メーカーオプション/実車インプレ)を、おさらいも兼ねてまとめて公開していきたいと思います。


おさらい①:グレード構成は3種類、エンジンはe-POWERのみ

まずは新型ノートのグレード展開については、当ブログでもお伝えした通りe-POWERのみでガソリングレードは無し、2020年12月23日の発売日には前輪駆動(2WD)のみがラインナップされ、四輪駆動(4WD)モデルとAUTECH(オーテック)グレードは遅れて2021年2月19日に発売される予定となっています。

【新型ノート e-POWER・グレード別一覧】

・エントリーグレード”F”(2WDのみ)
・中間グレード”S”(2WD/4WD)
・上位グレード”X”(2WD/4WD)

なお今回のフルモデルチェンジにより、フロントボンネット内に詰め込むように搭載されていた小型直列3気筒エンジンは、かなりスタイリッシュである程度クリアランスが設けられているとのこと。

加えてe-POWER用として採用されているリチウムイオンバッテリーは、効率アップを実現しながらも50mm程薄くなり、インバーターも40%小型化、全体的に約15%程の軽量化にも貢献しているそうです。

おさらい②:新型ノートの主要諸元

続いて最も気になっているであろう新型ノートの主要諸元ですが、新世代CMF-Bプラットフォームを採用しながらも先代モデルに比べて全長-55mm短くなり、全幅は変わらず、そして全高は-5mm~-25mmとなり、近年のワイド&ロースタイルというよりも全長を短くして車体重量の軽量化やクロスオーバー化が図られ、更には先代と変わらず5ナンバーモデルとして販売されます。

この他の主要諸元内容は以下の通り。

【新型ノート主要諸元】

・全長4,045mm×全幅1,695mm×全高1,505mm(※)
※・・・Xは1,520mm/S-4WDは1,505mm/X-4WDは1,520mm

・ホイールベース:2,580mm
・トレッド(前/後):1,490mm/1,490mm
・最低地上高(2WD/4WD):120mm/125mm
・最小回転半径:4.9m
・室内長2,030mm×室内幅1,445mm×室内高1,240mm
・車体重量」(F)1,190kg/(S&X)1,220kg/(4WD)1,340kg

・エンジン:排気量1.2L 直列3気筒HR12DEエンジン
・最高出力82ps/最大トルク103Nm
・モーター型式(前輪/後輪):EM47型/NM48型
・システム出力(前輪/後輪):116ps/68ps
・システムトルク(前輪/後輪):281Nm/100Nm
・燃料タイプ:レギュラー
・タンク容量:(F)32L/(Fグレード以外)36L

上の項目を見ての通り、室内は少し拡大され、最小回転半径も-0.3m小さくなっての4.9m、そして燃料タンクは先代の41Lよりもかなり少ない36Lとなりますが、エントリーグレードFに至っては32Lと更に小さくなります。

続いてエンジンの型式は現行通りとなりますが、e-POWERシステムに採用されるモーター型式については、当ブログでどこよりも早くお伝えした通りで、先代の前輪EM57/後輪N2とは異なる型式を採用しています。

このほか足回りについても先代同様で、サスペンション前後がそれぞれストラット/トーションビーム、ブレーキ前後がベンチレーテッドディスク/リーディングトレーリングを採用しています。

おさらい③:新型ノートのグレード別主要装備内容

それでは早速、新型ノートのグレード別主要装備内容をチェックしていきましょう。

【新型ノート・グレード別主要装備】

[エントリーグレードF]
・ハロゲンヘッドランプ(マニュアルレベライザー付)
・ハイビームアシスト
・インテリジェントオートライトシステム
・電動格納式リモコンカラードドアミラー
・燃料タンク32L
・ルーフスポイラー

・カラードアウトドアハンドル
・15インチ鉄チンフルホイールカバー(185/65R15 88Hタイヤ)
・タイヤ応急修理キット(スペアタイヤレス)
・SRSエアバッグ(前席)/SRSニーエアバッグ(運転席)SRSサイドエアバッグ(前席)&カーテンエアバッグ
・ヒルスタートアシスト
・インテリジェントエマージェンシーブレーキ
・踏み間違い衝突防止アシスト
・標識検知機能(進入禁止/最高速度/一時停止)
・前方衝突予測警報(インテリジェントFCW)
・車線逸脱警報(LDW)
・ふらつき警報(インテリジェントDA)
・車線逸脱防止支援システム(インテリジェントLI)
・フロント&バックソナー
・エマージェンシーストップシグナル
・車両接近通報装置
・イモビライザー
・シート地・トリコット
・後席可倒式シート(6:4)
・助手席シートバックポケット
・ラゲッジランプ
・ポールアンテナ(可倒式)
・オーディオレス
・オートエアコン
・チルト・テレスコピックステアリング
・電制シフト
・電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド
・プッシュパワースターター
・7インチカラーディスプレイ式アドバンスドドライブアシストディスプレイ
・USB電源ソケット(タイプA 1個付)
・前席サンバイザー(バニティーミラー/チケットホルダー付き)
・フロントセンターアームレスト(センターコンソールボックス付)
・ピアノブラック調フィニッシャ(シフトのみ)
・スーパーUVカットグリーンガラス(フロント)
・IRカット&スーパーUVカット断熱グリーンガラス(フロントドア)
・プライバシーガラス(UVカット断熱機能付)

まずはエントリーグレードFですが、15インチ鉄チンホイールカバーやハロゲンヘッドランプ、燃料タンク32Lといった営業車向けの装備内容となっていますが、前回当ブログでもご紹介した通り、「全グレードハロゲンヘッドランプ、鉄チンホイールカバーが標準装備」で、LEDヘッドライト&LEDシグネチャーランプは全グレードメーカーオプション扱いとなります。


[中間グレードS]
・Fグレードの装備追加
・運転席シートリフター(ラチェット式)
・2スピーカー(フロント)
・燃料タンク36L
・UVカット断熱グリーンガラス(フロントドア)
・リヤ間けつ式ワイパ

続いては中間グレードSですが、こちらの大きな特徴は燃料タンクが4L増えての36Lになることで、より実用性を重視した一台となり、恐らく最も売れるグレードになるとのこと。

但し、プロパイロット1.0(ナビリンク機能付)は装備されず、メーカーオプションでも設定できないのが残念。


[上位グレードX]
・Sグレードの装備追加
・16インチ鉄チンホイールカバー(185/6016 86Hタイヤ)
・シート地:グラデーショントリコット
・後席可倒式シート(6:4分割/リクライニング)
・メッキインナードアハンドル
・ドアトリムクロス(トリコット)(夫雄rンとドア)
・日産オリジナルナビ取付けパッケージ(4スピーカー(フロント、リヤ
)/TVアンテナ/GPSアンテナ)
・シャークフィンアンテナ
・ステアリングスイッチ(アドバンスド・ドライブアシストディスプレイ設定/オーディオ/ハンズリーフォン)
・インテリジェントキー(運転席/助手席/バックドア感知/作動確認機能付き/キー2個)
・合皮アームレスト(ステッチ付)(フロントセンター/フロントドア)
・ピアノブラック調フィニッシャー(シフトベース)
・IRカット&スーパーUVカット断熱グリーンガラス(フロント/フロントドア)
・サイドターンランプ付き電動格納式リモコンカラードドアミラー(ドアロック連動格納機能付き)

そして最期が唯一プロパイロットのメーカーオプション設定が可能な上位グレードX。

今回の新型ノートは、若干トヨタの販売方式(上位グレードへの誘導?)を真似た部分があり、充実した装備内容にするには”Xグレード以外の選択肢は無い”と言わんばかりの装備内容で、おまけにメーカーオプションのボリュームも圧倒的にXの方が多め。

しかも唯一16インチアルミホイールと本革シートを設定できるグレードでもあるので、最初から上位グレードを購入する気満々な方はこちらがオススメだと思います(その代わり価格帯はかなり跳ね上がると予想される)。

新型ノートの全車標準装備内容やメーカーオプション、ボディカラー、担当スタッフの実車インプレは以下の次のページにてチェック!