マツダ幹部「マツダスピードは間違いなく復活しない」→今後はプレミアム路線を強化?そういえばマツダを購入した人たちから「安かった」という言葉を聞いたことが無い

マツダは今こそブランドの方向性を見直すべきではなかろうか?

現在日本市場だけでなく海外市場でもプレミアム路線を突き進んでいるマツダですが、同社幹部であるドリュー・キャリー氏によると「マツダからは今後、ハイパフォーマンスブランドのマツダスピードが復活することはない」とコメントしており、現在ラインナップしているモデルの内外装の質感を高めることで、より一層のプレミアムなブランドを確立する考えを示しています。

ちなみにマツダスピードは、マツダ系列のモータースポーツ会社でマツダオート東京が母体となって誕生(のちのアンフィニ東京であり、現在の関東マツダとなる)。

そのマツダスピードからラインナップされた市販モデルといえば、ファミリア(マツダスピード・プロテジェ)/アテンザ(マツダスピード6)/アクセラ(マツダスピード3)が有名だと思いますが、現在のラインナップでいえばMAZDA6/MAZDA3のハイパフォーマンスモデルが市販化されないのと同じで、そのままプレミアム路線一本化を図っていくということになります。


マツダの販売台数は年々下がっている…一体なぜ?

なおマツダといえば、2020年上半期(4月~9月)の世界販売台数においては、前年同期比20.8%大幅減の578,363台で、国内販売においては25%減の73,769台と2年連続でマイナスとなっています。

この背景には、昨今の諸事情による生産調整の絡みや経済的大ダメージが影響しているものの、それでも2年連続で販売台数をマイナスにしているのは、エントリーモデルとなるMAZDA2の時点からプレミアム化が進んでしまい、価格訴求力を持たせるような「昔のマツダのようなお求めやすいモデル」が無くなってしまったからではないかと考えています。

マツダを購入した人たちから口を揃えて聞こえてくる言葉は…「〇〇」。今後マツダはどうすべき?気になる続きは以下の次のページにてチェック!