ランボルギーニ新型ウラカンSTOスパイダーは確実に登場する?イメージレンダリングが公開され注目度は高くなるも、こういったモデルを好まないユーザーも多いようだ

こうしてみると、ランボルギーニはビジネス重視でスーパーカーを販売しているのがよくわかる

さてさて、2020年11月19日に世界初公開されたランボルギーニ最新のハードコアモデルとなる新型ウラカンSTO(Lamborghini Huracan Super Trofeo Omologata)ですが、ウラカンEvo RWDをベースにした公道走行可能なサブレーシングカーのような一台で、そのアグレッシブ過ぎる見た目と非現実的なスタイリングが大きな話題を呼んでいます。

日本市場価格は4,150万円(税込み)からで、2021年夏頃よりデリバリースタートとのことですが、恐らく2021年冬手前ぐらいには首都高や大黒PAを始め、日本の公道にて目撃できる可能性があるかもしれません。

見た目からしてスタンダードなスーパーカーよりも更に規格外の仕様にまとめられたウラカンSTOですが、早くもこのモデルをベースにしたオープン仕様のウラカンSTOスパイダーが登場する?との噂が浮上していて、既に完成イメージレンダリングも公開済み。


ウラカン・ペルフォルマンテの実質的な後席モデルであればスパイダーも登場するかもしれない

おそらくはウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダー(Huracan Performante Spyder)が登場してるから、ウラカンSTOスパイダーも登場するだろうという流れだと思いますが、トップルーフは恐らくソフトトップタイプだと思われるものの、果たして電動開閉になるのか、それとも手動脱着式になるのかは不明。

っというのも上のレンダリング画像を見る限り、トップルーフにはルーフスクープがそのまま装備されているため、設計上ルーフスクープがリトラクタブル機能の邪魔をしないかが非常に気になるところ。

ボディカラーは何とも鮮やかなレッドカラーにペイントされていますが、あらゆるところにカーボンブラックやゴールドのアクセントが追加される一方、車体重量もクーペに比べて質量アップすることは必然的と思われ、それに合わせてパフォーマンスもクーペよりも低くなることは間違いなさそう(とは言っても0-100km/hの加速時間が0.1秒遅くなる位)。

パワートレインは、ウラカンSTO同様に排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力640ps/最大トルク565Nmを発揮するものと思われ、駆動方式は後輪駆動(RWD)、トランスミッションは7速DCTを搭載。

ウラカンSTOの存在に疑問を持つユーザーも少なくはないようだ

見れば見る程にエクストリームなウラカンSTOですが、特にランボルギーニファンからするとテンションの上がる一台だと思いますが、一部スーパーカー/レーシングカーファンもしくはオーナー様からすると、「何でわざわざレーシングカーを公道仕様にする必要があるのか?」「そんな過激なスペックを持たせて公道のどこで発揮しろというの?」といった意見もあり、最近のスーパーカーの方針に疑問を抱く声も少なくは無いそうです。

特にランボルギーニは、公道仕様モデルをベースにしたハードコア仕様となるウラカン・ペルフォルマンテや今回のウラカンSTO、アヴェンタドールSVJ等を数多くラインナップし、更に希少性を強調する意味で限定〇〇台/限定〇か月間で販売することが非常に多かったように感じられます。

そういった限定商法含め、ランボルギーニはビジネスとして車を販売していることは間違いなく、一方でランボルギーニがライバル視しているフェラーリはレースに重きを置くために市販車を販売しているので、このあたりのスーパーカーを作るための目的や考え方に違いがあるのも事実。

ランボルギーニがこうして、可能な限り派生版やレーシングに特化したような公道仕様モデルを積極的に販売し続ける理由には、ビジネス的な視点が非常に強いからなのかもしれません。

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Reference:CARSCOOPS