ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS300 F SPORT Mode Blackの走りや乗り心地インプレッション！見た目スポーティなのに中身はコンフォートな実用車
新型ISの見た目はアグレッシブなスポーツセダンなのに、乗り味はコンフォートでとにかく上質
さてさて、先日私に納車されたビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS300 F SPORT Mode Black(FR)ですが、計100kmほど高速道路や下道(国道や峠など)を走行してみてのファーストインプレッションを行っていきたいと思います。
既にタイトルにもある通りですが、見た目の通りかなり過激でスポーティな新型ISではあるものの、実は見た目以上にメチャクチャ乗り心地が良く、車高の低さや視界の低さはスポーツセダンならではなものの、走り出したときの感覚はES300hレベルにラグジュアリー。
感覚的には「もうすこしゴツゴツした乗り心地で、”乗り味”よりも”走り”に特化した一台なのかな？」と思ったりもしましたが、正直そういったことは全く無く、ビッグマイナーチェンジ前のISよりも走りの質感に重きを置いてきたことは確かだと思います。
もちろん、本来持っているスポーティでキレのある走りとポテンシャルに磨きが掛かっていることは間違いないのですが、それ以上の進化が見られたことは驚きでした。
色んな意味で自分の中の常識が崩壊した瞬間でもある
特に一番驚いたのはブリヂストンのポテンザタイヤ。
ポテンザと聞くとスポーツドライブやモータースポーツ向け専用タイヤのイメージが大きいかと思いますし、何よりもポテンザ特有のコツコツとした走りのイメージがしっかりと残っていたのですが、新型IS F SPORTに履かせているポテンザでは全くコツコツしたものが無く、寧ろ路面にしっかりと張り付きながらも不快感の無い”厚みのある走り”を提供してくれていたのは驚きでした。
スポーティな走りも同時に提供していることは十分わかるんですが、それ以上の快適性能は非常に高く、ぶっちゃけ19インチの鍛造アルミホイールを履かせているとは思えないほどのまろやかさと軽さがありましたね。
そういった意味では、私の中で考えていたポテンザの常識が完全に崩壊してしまったため、新型IS F SPORTに対するイメージも大きく変化したように感じます。
とにかくよく曲がる上にハンドルも軽やかでキレッキレ
あとはステアリングフィールですが、やはりスポーツセダンなだけあって非常に軽く(っというか軽過ぎじゃね？と思うぐらい)、スイスイとハンドルが回っていく印象で、低速や高速域でハンドル捌きだけでなく、駐車場にてハンドルを切るときもとにかく軽やか。
これは実際にディーラーでも試乗終わりにバック駐車して頂けたら分かると思うのですが、ハンドルが一気に曲がっていく分、小回りもとてもコンパクトなので、駐車するのが非常に楽なんですよね。
車格の問題もあるかと思いますが、つい先日まで乗っていたトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)よりも圧倒的に駐車しやすく、運転も手軽な感じです。
新型IS300 F SPORT Mode Blackの一般道・高速道路での走りはどうだ？気になる続きは以下の次のページにてチェック！