フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アイゴの開発車両が初めてスパイショットされる!更に豪雪地域ではメルセデスベンツ新型Cクラス・ワゴンのテストカーも

次期アイゴにはヤリスと同じプラットフォームなどが採用される?

トヨタが欧州市場などにて販売しているAセグメントコンパクトカーのアイゴ(Toyota Aygo)ですが、日本市場では販売されていない安価なエントリーモデルの一つです。

立ち位置的にはヤリスの下位グレード版となり、PSA・プジョーシトロエンとの合弁企業であるTPCA設立後に登場した一台となります。

現時点では2代目のAB40型がラインナップされているアイゴですが、そのフロントマスクはまるで隈取のような特徴的を持ち、更に2018年にはマイナーチェンジされてトヨタのキーンルックグリルを採用するなど、欧州車らしい雰囲気のなかにトヨタのアイデンティティを取り入れた何とも不思議なモデルでもあります。

そして今回、欧州某国にてフルモデルチェンジ版・新型アイゴの開発車両がスパイショットされていますが、ボディ全体には分厚めのカモフラージュが施され、フロントヘッドライトはハロゲン、フロントグリルは一部確認できるのみで、どういった顔つきに変化するかまでは明確になっていません。

ただ、ボディスタイルを見る限りでは車高が”グッ”と上がっていることから、コンパクトハッチバックからクロスオーバー風に変化するのかもしれません。


リヤデザインは新型ヤリスの系譜を継ぐ?

そしてこちらはリヤデザイン。

明らかに新型ヤリスをベースにしたようなコンモリとしたリヤバンパーデザインと、”フ”の字っぽいテールランプを持ち、TPSAのデザインからトヨタ独自のデザインに固定させた新たな一台になると思われます。

そうなると、新型ヤリスの弟分となるモデルであればプラットフォームもTNGA-Bが流用される可能性が高く、パワートレインも排気量1.5L 直列3気筒エンジン/同エンジン+ハイブリッドシステムの2種類が濃厚。

なお海外自動車サイトmotor1.comの情報によれば、将来的にはゼロミッションパワートレインも採用される可能性があるとのことから、エントリーコンパクトEVとして欧州市場では高い人気を得られるでしょうし、既に市販化されているプジョー新型e-208(Peugeot New e-208)と競合になるかもしれませんね。

ハードコア仕様のGRアイゴの可能性は?

それにしてもフロント・リヤフェンダーの張り出しが非常に目立つ次期アイゴですが、さすがにハードコア仕様のGRアイゴなるものは登場しないと思うものの、トヨタもセダンやクーペに限らず、ピックアップトラックやコンパクトなどの様々な車種にGRグレードを展開していくとも説明しているので、もしかしたら追加ラインナップの可能性もあるかもしれませんね。

フルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型Cクラス・ワゴンの開発車両もスパイショット!一体どのようなデザインになる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!