やはり日本もか…国内に納車されたフェラーリ812スーパーファスト438台にリコール!更にホンダ・アコード/フィットなど計140万台に大量リコール!

走行中にリヤガラスが吹き飛ぶ非常に危険な不具合

以前北米市場向けに納車されたフェラーリのフラッグシップV12モデルとなる812スーパーファスト(Ferrari 812 Superfast)が、走行中にリヤガラスが吹き飛ぶという問題があり、1,063台を対象にリコールを届け出たという記事をご紹介しました。

「この問題は北米だけに留まらず、欧州やアジア、そして日本でも同様のリコールがあるだろう」と予想していましたが、やはり日本国内にて納車されてた812スーパーファスト1車種・計438台にも同様のリコールを届け出しています。

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リコール内容としては、リアフードのリアガラスにおいて、ガラス接着面の清掃作業が不適切なため、リアガラスとリアフードが適切に接着されていないものがあるとのこと。

そのため走行振動等により接着が剥がれ、最悪の場合、走行中にリアガラスが脱落し、後続車両に事故が発生するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。


対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[812スーパーファスト]
・ABA-F152BCE/ZFF83CMJ000228654~ZFF83CMJ000254342/平成29年6月22日~令和2年1月27日/342台

・7BA-F152BE/ZFF83CMJ000254700~ZFF83CMC000257963/令和2年1月23日~令和2年6月18日/96台

リコール内容も中々に衝撃的ですが、それ以前に日本国内に438台もの812スーパーファストが納車されていることも驚き。

もちろん、展示車・試乗車なども含めての台数だとは思いますが、それでも仮に1台当たりの価格帯が4,500万円だったとしても約200億円の売り上げに貢献していることになるため、いかにフェラーリが日本市場にも力を入れているかがわかりますし、一方で「少ない販売台数」に拘っていたフェラーリが、ここまでビジネスに重きを置いた経営方針に転換しているかがよくわかる内容になっていますね。

ちなみに改善措置としては、全車両、リアガラスを新品に交換し適切に接着するリコール作業を実施するとのことです。

北米市場では、ホンダ・アコード/インサイト/シビック/フィット/アキュラILXなど計約140万台の大量リコール!気になる続きは以下の次のページにてチェック!