フィアット500L&アバルト124スパイダーがアメリカにて販売終了へ。そしてフルモデルチェンジ版・日産の新型ジュークにリコール

アバルト124スパイダーは分かっていたが、まさかフィアット500Lも販売終了するとは

アメリカ市場にて販売されているフィアット500L(Fiat 500L)とアバルト124スパイダー(Abarth 123 Spider)が、2020年モデルを最後に販売終了することが明らかとなりました。

FCAグループのラインナップ全体のスリム化を目的とした今回のニュースですが、現在のフィアットは2014年の売り上げ台数46,121台を最後に、2015年以降は連続で販売台数が少なくなり、2019年には僅か9,200台という結果に。

2018年に比べて40%減/2017年に比べて41%減と非常に苦しい状況が続くフィアットですが、安定した人気を得ていた124スパイダーも販売終了が決定していたため、今回たまたま2車種がまとめてという流れとなりました。

ちなみに124スパイダーの2020年1月~9月までの売り上げ台数は392台と非常に少なく、既に受注ストップしていたということもありましたが、マツダNDロードスターをベースにしたオープンモデルということもあり、質感や信頼性の高いモデルだっただけに今回の販売終了は非常に残念なところです。


日本にて最後に販売された124スパイダーはオークションへ

ちなみに2020年11月29日まで開催された最後の1台となる124スパイダーのチャリティーオークションも無事落札され正式に販売終了。

具体的な落札価格は明らかになっていませんが、開始価格となる370万円は優に超えていると思いますし、何よりも落札額で得たお金は、日々深刻な病気にて苦しんでいる子供たちを救うために起ち上げられた認定NPO法人”シャイン・オン!キッズ(Shine On! Kids)”へと寄付されるため、もしかすると1,000万円以上にて落札されたのかもしれませんね。

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