また文春砲か…首都高でのポルシェ911GT2RSによる死亡事故を起こし、「出しすぎちゃった」と供述した彦田嘉之 容疑者。2020年最も残酷な事故だったかもしれない…

あの衝撃的な事故から約4か月…まさかこのような形で文春砲が炸裂するとは

2020年8月2日の午前8時15分頃に首都高速道路・湾岸線にて発生した、2020年最も衝撃的ともいえるポルシェ911GT2RSとトヨタbBの追突死亡事故。

この事故について、週刊文春(文春オンライン)が反響の大きかった記事ベスト5として再度公開。

事件部門では2位という結果だったそうですが、まさか年末に再度文春砲が放たれることになるとは…

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不本意な形で有名となってしまったポルシェ911GT2RS

この事故で色んな意味で話題となったのが、中古車相場でも4,000万円以上(新車販売価格は3,656万円~)の価値を持つ911GT2RS。

これを運転していたのが彦田商事の元役員である彦田嘉之(50) 容疑者で、当時の事故動画も拡散され、最低でも200km/h以上の速度が出ていたのではないか?といった情報も。

ポルシェ911GT2RSは簡単に扱えるスポーツカーではない

911GT2RSは、世界限定1,000台のみ販売された貴重なハードコアスポーツモデルで、911ターボSをベースにした排気量3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力700ps/最大トルク750Nmを発揮。

しかも駆動方式は後輪駆動(RR)となるため、各後輪にかかるパワーは350psであることを考えると、とんでもなくハードで操作性の難しい一台となるわけですが、こうしたモデルを公道にて走らせるということは相当な技術が必要になります。

直線性のパフォーマンスとしては、最高時速が340km/hにまで到達し、0-100km/hの加速時間と2.8秒と異常に速く、フェラーリのスペチアーレモデルで競合ともいえる488ピスタ(Ferrari 488 Pista)よりも0.05秒速い加速性能を持つわけですが、過去にはニュルブルクリンクサーキット・ノルドシュライフェにて6分47.3秒と市販車最速記録を更新するほどのスーパースポーツでもあります。

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そんな圧倒的なスペックと加速力、そして爆発的ともいえる速さを持つ911GT2RSですが、確かにサーキットで走らせればその真価を発揮することはできるかもしれませんが、公道では決められた速度制限があり、決して踏み込んではいけない一線があるはずで、しかしそれを優に乗り越えてしまい、最終的にはトヨタbBに乗っていた内山仁(まさし)さん(70)と妻の美由紀さん(63)の命を奪うことに。

しかも911GT2RSでのクラッシュ事故は、日本だけでなく海外でも頻繁的に発生しているため、このモデルの別名が「未亡人製造機」と言われてしまうほどで、今回の首都高で意図しない力が発揮されてしまったわけです。

当時の事故動画や、今回の事故が必ずしも911GT2RSのドライバーのせいとも言い切れない&「なぜBbの乗員が亡くなってしまったのか?」と問題発言をしていた某自動車評論家など…気になる続きは以下の次のページにてチェック!