マツダ新型MX-30 EVが2021年1月発売に加え、フルモデルチェンジ版・新型MAZDA2が同年9月に登場との噂が浮上。新開発3気筒HVやSKYACTIV-Xも?

2021年一発目の新型車は新型MX-30 EVで幕を開ける

2020年10月8日に発表・発売スタートしたマツダの新型MX-30ですが、このモデルをベースにしたピュアEV仕様が2021年1月に発売されることが決定していて(マツダ公式プレスリリースより)、更にフルモデルチェンジ版・新型MAZDA2も2021年9月に登場するとの噂が浮上しています。

自動車情報誌ベストカーによると、ピュアEV仕様の新型MX-30 EVは、以下のトピックスにてまとめられ、グレードや価格帯などの詳細は既にディーラーにて明らかになっているそうです。

◇MX-30 EVのグレードは「ベース/ベーシックセット/ハイエスト」の3種類

◇車両本体価格は4,510,000円~5,016,000円

◇ピュアEVモデルとして航続可能距離は254kmと割かし少な目(Honda eのようなシティーコミューター)

◇2020年1月初め頃よりティーザーキャンペーンスタート

ちなみに、既に市販化されているマイルドハイブリッドe-SKYACTIV Gモデルの価格帯は以下の通りで、ピュアEVグレードに比べて約200万円もの差額が生じているのは驚き。

・MX-30:[2WD]2,420,000円/[4WD]2,656,500円

・MX-30 100周年特別記念車:[2WD]3,157,000円/[4WD]3,393,500円

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MX-30 EVのスペックはどうなる?

今回のピュアEVモデルで最も大きな障壁になるのが価格面だと思いますが、そうなるとスペックとしてはどうなるのか?というのが一番気になるところ。

欧州市場向けにて販売されているMX-30 EVのスペックを参考にさせていただくと、35.5kWhのコンパクトバッテリーを搭載することで航続可能距離は200km台となり、モーターはフロントに搭載されることでシステム出力145ps/最大トルク269Nmを発揮。

こうしてみると、先ほどの航続可能距離200km台に加えて、普段の街乗りレベルに必要なパワーのみを備えたという印象で、果たして450万円以上を支払う価値があるか?と言われるとちょっと厳しいところ。

おそらく価格帯もHonda eに対抗しての価格設定だと思いますが、マツダ全体のラインナップに対してどれだけのシェアを確保できるのかも非常に気になるところですね。

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