メルセデスベンツ新型EQAクラスが世界初公開!GLAクラスのピュアEV版で先進的に…ホイールも中国人が好きそうなマルチスポークタイプに

新型EQAクラスはクロスオーバーというよりも「ハイライディング・ハッチバック」

メルセデスベンツがラインナップしているピュアEVモデルで、EQCクラスの更に下位モデルとなり、エントリーグレードとなる新型EQAクラス(Mercedes-Benz New EQA Class)が世界初公開されました。

新型EQAクラスは、ガソリンタイプのGLAクラスをピュアEV版に仕上げた先進的な電動SUVで、そのボディスタイルはかなり独特なハイライディングハッチバックをイメージ。

EQシリーズのエントリーモデルでありながら、恐らく最も市場に出ることになるであろう一台で、欧州市場では2021年春頃より発売スタートとなり、生産はドイツ・ラシュタット工場と中国・北京工場の2拠点となることから、高確率で今後中国市場でも市販化されると思われます。


フロントを見るだけでも中国人が好きそうなヌメッとフェイス

早速新型EQAクラスを見ていくと、そのボディスタイルはクロスオーバーやSUVというよりかは、ハッチバックスタイルをそのまま持ち上げたような印象で、ヌメッとしたフロントマスクや伸びやかなボディ(抗力係数はCd0.28)、そしてフロントグリルを設けたグリルレスバンパーなど、この辺りはピュアEVモデルのEQシリーズ特有となるデザイン言語。

とはいえ、GLAクラスのピュアEV版ということもあり、GLAクラスのデザイン言語を上手く取り入れつつも、新たなデザイン言語となるLEDデイタイムランニングライトとヘッドライトを採用しています。

リヤテールランプもセンター直結式の一文字を採用し、この辺りはEQCクラスに倣うポイントではあるものの、改めてこうして見ると”メルセデスらしくない”というか、ちょっと違和感がありますね(メルセデスのバッジを外したら中国車っぽくも見える)。

そして足元には何とも作りが複雑な18インチマルチスポークアルミホイールを標準装備。

シルバーとブロンズのデュアルトーンを採用するあたり、いかにも中国人が好みそうなラグジュアリー仕様で、恐らくメインターゲットも中国になるものと予想されます(メルセデスベンツがこのデザインのホイールを採用することも非常に珍しい)。

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