スバルの2020年12月度/2020年度(1月~12月)のグローバル生産・販売・輸出実績が公開!新型レヴォーグの貢献も大きく上昇、2021年は新型アウトバック登場で更に伸びそうだ

通年で見るとマイナスではあるものの、新型車の影響もあって後半はプラスに伸びている

スバルの公式プレスリリースより、2020年12月度及び2020年度(1月~12月)のグローバル生産・販売・輸出情報(速報)が公開されています。

2020年度は昨今の諸事情により、スバルだけでなく様々な自動車メーカーが苦しんだ年でもありましたが、そういった中でも新型車を発表したことで業績を少しずつ回復しています。

早速スバルのグローバル生産・販売・輸出情報をチェックしていきましょう。


2020年12月度の新型レヴォーグや海外市場向け新型アウトバックの貢献度が大きかった

まずは2020年12月度のグローバル生産・販売・輸出を見ていきましょう。

国内/海外生産においては58,964台/27,725台と前年同月比+2.1%増/+8.2%増となり、それぞれ2か月ぶり/3か月ぶりの前年超えとなりました。

これにより、世界生産合計としては86,689台と前年同月比+4.0%増となり、2か月ぶり前年越えとなっています。

一方で国内販売については、登録車が9,097台で前年同月比+47.8%と大幅な上昇を見せ、軽自動車は1,289台と前年同月比-13.5%減、国内販売合計は10,386台で前年同月比+35.8%増となっていますが、これらの背景には国内生産・販売が新型レヴォーグによる貢献、海外生産では新型アウトバック等による貢献が大きく影響しているそうです。

ただし輸出に関しては、49,111台と前年同月比-14.3%減となり、フォレスターなどが減少しているとのこと。

2020年度(1月~12月)は新型コロナの影響が大きかったために前年度マイナスに

続いては2020年度(1月~12月)のグローバル生産・販売・輸出を見ていきましょう。

国内/海外生産においては570,416台/314,458台と前年同月比-7.8%減/-14.7%減となり、それぞれ4年連続/2年ぶりの前年割れとなりました。

これにより、世界生産合計としては884,874台と前年同月比-10.4%減となり、3年連続前年割れとなっています。

一方で国内販売については、登録車が84,773台で前年同月比-19.3%減、軽自動車は20,767台と前年同月比-20.7%減、国内販売合計は105,540台で前年同月比-19.6%減となっていますが、これらすべてが昨今の諸事情による経済不況が大きく影響しているとのこと(輸出も477,141台と前年同月比-5.6%減)。

なお2021年は、新型レヴォーグや2021年秋頃に発売予定となっている国内市場向け新型アウトバックの登場が控えているとのことで、大幅な前年越えを果たすことが期待されています。

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