フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フィット4が納車されて約1年が経過。本革シートのヘタリや変色、経年劣化、質感などはどうなっているか見ていこう

新型フィット4の納車1年後による本革シートインプレ情報はかなり少ない

さてさて、2020年2月末に私に納車されたホンダ新型フィット4(Honda New FIT4)e:HEV LUXE×四輪駆動(4WD)ですが、あともう少しで1年が経過するということで、今回はシートやトリム部分の経年劣化やシワ、変色、質感、色落ちなどがないかをインプレッションしていきたいと思います。

私が所有している個体は、ブラックの本革シート(一部ファブリック)が標準装備されていて、本革巻きステアリングホイールや、内ドアには一部合成皮革を使用するなど、質感は国産コンパクトカーとは思えぬほどにかなり高め。

これが1年経過すると、どのように変化していくのかも非常に気になるところだと思うので、運転席や助手席、後席なども含めて見ていきましょう。


まずは運転席周りをインプレッション

まずは新型フィット4の運転席周りをメインにみていきましょう。

ほぼ毎日触っているであろう新型フィット4のステアリングホイールですが、本革巻きといえど、革表面が剥がれてきたり、色落ちや手触りの変化は全くありません。

一応革シートや本革巻きステアリングなど、人が頻繁的に触れるようなところは3日~1週間に一回は手入れするように心がけていて、特に昨今の諸事情による感染だけは避けたいですから、カーショップなどで販売されているメンテナンスシートで定期的にふき取り+除菌するように心がけています。

なお私が普段使用している洗車・メンテナンス用品は、以下の関連記事にてまとめています。

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ステアリングの本革は場所によってシワの度合いが異なる模様

もう少し本革ステアリングに寄っていきましょう。

本革が一番負荷のかかるところ(9時部分)を見ていくと、納車当初に比べて一気にシワが目立つようになっています。

これについては、季節性(気温)の変化による本革の伸縮?なども影響しているものと予想しますが、それでも間近で見ないと分からない程度ではありますし、操作時に何かしらの不具合があるか?と言われると全く無いので、気にしなくても良いのではないかと思います(ステアリングヒーターも問題なく稼働している)。

こちらは3時部分。

先程の9時部分のシワに比べるとかなりキレイに見えますね。

ソフトパッド(合成皮革)のシワや劣化は?

続いては内ドアの合成皮革トリム(アームレスト)を見ていきましょう。

敢えて洗車・メンテナンスする前の状態にて撮影しているため、埃や皮脂、雨・雪による水滴痕などが目立って汚く大変恐縮ではありますが、シワなどは一切目立っていませんね。

今度は助手席側のグローブボックス上部のソフトパッド部分を見ていきましょう。

ソフトパッド表面には、ちょっとした白い痕のようなものが見えるかと思いますが、これはハンドクリームなどの油脂が固まったもの。

特に経年劣化やシワも無いですが、妻や子供がグローブボックスに小物やサングラスなどを置いているため、ハンドクリームを塗った手で開け閉めする際に必ず触るので、それが繰り返されると白くなっていくようです。

メンテナンスシートでふき取り作業をしていけば、ある程度はキレイに除去できると思います。

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そしてこちらは運転席と助手席の間にあるスライド式センターアームレスト。

過去に一度だけ、アームレストのソフトパッドが剥がれてしまったことがありましたが、その際にはコンソールボックスごと交換して頂き、新品になって以降は革が剥がれたりなどは無く、劣化なども問題なく使用できています。

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ただ個体差によるものなのかはわからないものの、結構摩擦が強いのか、ちょっとスライドし難いことは多々あります。

いよいよメインとなる新型フィット4の本革シート1年後インプレッション。気になる続きは以下の次のページにてチェック!