フルモデルチェンジ版・日産の新型ノートe-POWERにまたしても試練!福島沖地震の影響で工場操業を一時停止へ…納期の影響は?【動画有】

新型車発表で勢いはあるなか、何かとタイミングの面でツイていない日産

2021年に入り、フルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWER(Nissan New Note)をはじめ、新型パスファインダー(New Pathfinder)やフロンティア(New Frontier)、キャシュカイ(New Qashqai)、NV300コンビ(NV300 Combi)を次々発表するなど、とにかくノリにノッている日産ですが、ここに来て更なる試練が。

昨今の諸事情や半導体の供給不足により、主力モデルの大幅減産で非常に苦しい中、今度は2021年2月13日に福島県沖にて発生した震度6強を記録する大地震の影響にて、トヨタ工場に続き、日産工場の操業を一時停止することが明らかとなりました。


新型ノートe-POWERを生産する主力工場も一時停止の対象に

ANN Newsの報道によると、日産が稼働を止めるのは、神奈川県にある追浜工場と商用車を生産する日産車体の湘南工場の2拠点で、2月22日から2日間休止するとのこと。

特に追浜工場では、2020年12月23日に発売されたばかりとなる新型ノートe-POWERが生産されている主力工場で、2月19日には四輪駆動(4WD)モデルとカスタム仕様のオーテック(New Note AUTECH)が発売予定となっているため、このタイミングで操業一時停止アナウンスは非常に悔しい選択だったのではないかと思います。

なお再開の目途は経っていないとのことで、先日の地震の影響により、取引先のメーカーが被災したことや、半導体をはじめとする部品の供給が滞っていることが大きな影響と言われています。

今回の地震の影響により、新型ノートe-POWERの納期がどれだけ遅れるのかは明確になっていないものの、既に半導体供給不足の関係で四輪駆動(4WD)モデルの納期は2021年7月末以降と、約半年ほどの納期になっています(ディーラー情報より)。

この他オーテックや2WDモデルに関しても、2021年5月以降の納期が濃厚となり、月15,000台→10,000台への大幅減産となっている一方で、こういった状況でも続々とオーダーが入っているのは、それだけユーザーが新型ノートに期待しているわけで、今の勢いをそのままに乗り越えてほしいところです。

【福島県沖地震の影響 日産も2工場の操業一時停止へ(2021年2月19日)】

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