チープ&レプリカなのに安くない!世界限定20台のみとなるランボルギーニ・レヴェントンのレプリカモデルが販売中。なお本物の新車価格は約1.6億円
頑張った感は伝わってくるが、残念ながらレヴェントンには見えない
ランボルギーニが世界限定20台のみ販売した(ランボルギーニ・ミュージアムの作品を含めると21台)スーパーカー・レヴェントン(Lamborghini Reventon)。
ベースとなるモデルは、当時のフラッグシップモデルとなるムルシエラゴLP640-4(Murciélago)で、新車価格にして約1.6億円にも上る超高額モデルです。
そんな超高額モデルをコピーしたレプリカモデルがFacebook Marketplaceにて販売されています(該当ページは既に削除済み)。
早速レヴェントンのレプリカモデルをチェックしていきましょう。
ボディキットは確かにレヴェントン風でスポーティだが…
こちらが今回販売された、ランボルギーニ・レヴェントンのレプリカモデル。
このモデルを取り上げた海外カーメディアAutoclub.bgによると、どうやらまだ100%完成したわけではなく、ここから更に微調整が入るとのこと。
ちなみに販売元は、ブルガリアの首都ソフィアだそうで、恐らくグリジオ・レヴェントン風にペイントされるのではないかと予想。
っとは言え、レヴェントンのように戦闘機チックでシャープな印象ではなく、何よりもパット見た感じのレプリカ感とチープさが際立ってしまい、一瞬「えっ、これって本当にレヴェントンなの?」と疑ってしまうほど。
ベースモデルはフィアット・クーペ
こちらは真正面から見たレヴェントンのレプリカモデル。
フロントヘッドライトは何ともキュートですが、ベースとなっているモデルはフィアット・クーペで、ヘッドライトもそのまま流用しているそうです。
なおカメムシをモチーフにしたエッジの効いたフロントバンパーや大口化されたサイドエアインテーク部分は忠実に再現しているため、「頑張っている部分は頑張っている」という印象でしょうか。
気になるドア開閉ですが、ランボルギーニの特徴であるシザードアではなく、パガーニ・ウアイラ(Pagani Huayra)やデロリアンDMC-12にて採用されているガルウィングドア。
リヤビューはこんな感じ。
ルーバータイプのリヤフードや、ムルシエラゴを想起させる角ばったリヤバンパー、そしてダミータイプのマフラーフィニッシャーなど、このあたりの外観は上手く再現できているものの、残念ながらリヤテールランプはY字ではなくシンプルな丸形を採用。
そして足元のホイールはクローバータイプのマルチスポークホイールを装着しています。
エンジンは4気筒、気になる価格帯は?
パワートレインについては、フロント部分に4気筒エンジンが搭載されているため、さすがにV型12気筒自然吸気エンジンはリヤミドシップに搭載されず。
最後に気になる価格帯ですが、外観の完成度に対して約130万円と結構高め。
ここから更にカラーペイントが入っての完成度がどの程度アップするのか気になるところですが、本物の約100分の1の価値と言えども安易に購入できる価格帯ではないことは確かだと思います。
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Reference:Autoclub.bg