本物じゃなくてもフェラーリ/ランボルギーニが買える金額!伝説のル・マン優勝モデルとなるアストンマーティンDBR2のレプリカモデルが約4,000万円にて販売中

時代を感じさせるレトロスタイルながらも、その見た目や美しさは一級品

1959年にル・マン24時間耐久レースに参戦し、見事優勝したアストンマーティンDBR2ですが、何とこのモデルのレプリカモデルが中古車サイトFantasy Junctionにて販売されています。

さすがに本物のDBR2は希少過ぎて出品・販売はされておらず、恐らく中古車として販売されれば数十億円レベルになると予想されますが、その一方で今回販売されているレプリカモデルは、(本物ではないにしても)約4,000万円にて販売中。


観賞用ではなく、過去にレーシング関係のレクリエーション用として活躍した一台だった

ちなみにこちらが、今回中古サイトFantasy Junctionにて販売されている、アストンマーティンDBR2のレプリカモデル。

見た目は非常に美しく、常にベストなコンディションをキープしつつも(定期的なメンテナンス・部品交換も実施済み)、毎日温度・湿度を一定に保つガレージの中にて保管されていたそうで、傷や劣化などもほとんどないとのこと。

なお今回のレプリカモデルは2000年に作成された個体だそうで、その後FIA認定を取ってからはチームサーティースと提携していたBob Eggintonが、レクリエーション活動用として3年間使用したものだそうです。

若干グリーンのカラーリングは異なりますが、イエローのアクセントなどを忠実に再現されていますし、シグネチャーメタリックセージグリーンという美しい色合いに仕上げられるなど、見た目の完成度もかなり高め。

DBR2レプリカは、約3年間のレクリエーション活動用として使用された後、2003年にグッドウッドリバイバルに出場、2008年にはアメリカ人オーナーが購入したとのことですが、具体的にどれほどの価格帯にて購入されたかまでは不明。

公道での走行も可能

ちなみにこのモデル、レーシング専用モデルではなく合法にて公道走行が認められている貴重な一台なのだとか。

フロントスクリーンは最小限の面積となるため、公道での走行の際はゴーグルやヘルメットが必須となりますが、このモデルが走行するだけでもとんでもなく目立つでしょうね。

あとは美し仕上げられた16インチのワイヤーホイールが装着されていて、タイヤも新品のものを調達しているとのことから、すぐに自走可能となっています。

気になるパワートレインは、トリプルウェーバーキャブレターを備え、排ガス規制用に調整された排気量4.0L 直列6気筒エンジンを搭載し、トランスミッションはTremec5速を採用。

インテリアもチェックしていくと、ウッドトリムのステアリングホイールや、当時の時代のマッチングしたダークグリーンのレーシングシート、消火システムなども搭載しています。

この他にも、フレームパッドやハーネスなどのレーシングアクセサリーも充実していますし、シートのヘタリなども一切なし。

気になる走行距離については、約4,600km(2,860マイル)とほとんど走られていないため、恐らくは投機目的での購入の可能性が高そうですね。

先述にもある通り、中古車販売価格は約4,000万円(379,500ドル)となるため、普通にフェラーリF8トリブート(Ferrari F8 Tributo)やランボルギーニ・ウラカンEvo(Lamborghini Huracan Evo)といった現代のスーパーカーが購入できるレベルとなります。

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Reference:Fantasy Junction